【メダカビオトープ】これってメダカ?どうやらモツゴ

ビオトープ

盛夏の話です。近所の用水路にメダカらしい小魚がたくさん泳いでいたので、網で捕まえてみました。
そしてプラスティックケースに入れて、見ていると、メダカっぽいんだけれども何か違う。帰宅後に調べてみたところ、それはどうやら「モツゴ」の稚魚のようです。

(ムギツクの稚魚もよく似てますが、顔つきがちょっと違うっぽいので・・・)

モツゴの特徴

モツゴ(持子)はコイ目コイ科に分類される淡水魚で、東アジアに分布し、都市周辺部でもよく見られる魚だそうです。

特徴は体側の黒いライン
メダカにはこういったラインはないので、横から見ればすぐに見分けが付きますね。
尾びれがふたつに分かれているのも、メダカとの違い。

日本では湖沼や川の下流、用水路、ため池、水田など幅広く生息し、水質汚濁や環境変化への適応力も強いそうです(Wikipedia)。

用水路にいたのも、納得。
捕れたのがモツゴだとの確信がないので、いちおう(仮)を付けておきます。

成魚は6~10cmになる

メダカによく似ている川魚としては「カダヤシ」がいて、こちらは北アメリカ原産の外来魚:特定外来生物のために飼育することが出来ません。

モツゴは在来種なので、その点では問題なく、丈夫なので飼育も非常に容易らしいのですが・・・

成魚になると6~10cm近くにも育つそうでアウト。
残念ながら、用水路へと返しました。

メダカも混泳していた

ちなみにこのモツゴ(仮)の稚魚ですが、用水路が一部広くなり流れが緩くなっている部分で大きな群れを作っていて、その中にはメダカも混じっていました

ほとんどはモツゴ(仮)なのですが、1割くらいの割合で混ざっていたのです。

やったね、と網ですくっては仕分け。
上から見ると、クロメダカには背中に黒いラインがあるので見分けが付きます。
10数匹が捕れました。

(砂の中にはヨシノボリらしき稚魚たちもいました。こちらも用水路に返しました)

水合わせ中のメダカたち。
その後の大雨による増水で、用水路の魚たちはみんな流されてしまいました(涙)。その用水路が大雨で溢れるのは珍しくもないので、よくあんな群れが出来ていたものだな、と思います。

うちに来た子たちには、子孫を増やしつつ長生きしてほしいです。

 

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