【メダカビオトープ】メダカの繁殖について。卵を採るのは難しくない

ビオトープ

メダカを買い始めた当初はあまり興味なかったのですが、気がつくと熱中していたのが繁殖です。

なにせ、数ミリの赤ちゃんメダカがかわいい。
メダカはよく増えると聞いていましたし、自分もやってみようと思い、取り組みました。

繁殖のため第一段階、それは採卵です。
メダカの卵を採る、そこまではそう難しい作業ではありません。

メダカはよく卵を産む

飼っているメダカにオスとメス数匹がいれば、確実に卵を産みます
産卵のための条件は、18℃以上の水温と12時間以上の日照だそうです。屋外飼育であれば、初夏から秋は毎日、何匹かのメスがおなかに卵を付けて泳いでいます。

その姿を見るのが嬉しく、夏は毎朝、卵を付けたメスを探しては卵を採っていました。

卵を採るのは、その方が稚魚が増えるからです。
逆に、採らなければあまり増えない。親魚たちが食べてしまうんですよね…。

メダカは卵や稚魚を食べる

メダカは雑食なので、口に入るものはとりあえず食べてしまいます。

自分たちの産んだ卵であれ、そこから孵化した稚魚であれ、お構いなしです。特に狙われるのは、卵。

動き回る稚魚への執着はそうないように見えますが、親たちと同じ容器で運良く孵化した針子(赤ちゃんメダカ)をじーっと見てると、口へ入れようと次から次へと襲いかかっています(汗)。
それをすばやい動きでかわす針子たち。食べられない大きさ(1cmほど)になるまでは、サバイバルの日々です。

隠れ場所が豊富にある大きな容器でないかぎり、ほとんどの卵や稚魚が食べられてしまう

たくさん増やしたいと思えば、卵を別の容器に移しましょう。

卵を採る方法

本やネットで調べると、メダカの産卵床となる浮き草(ホテイアオイが代表的)を容器に入れ、毎日その根を点検すれば卵が付いている、と説明があります。
マツモなどの茂みでも良いようです。

でもウチではこれが上手くいかなかった。
ホテイアオイやトチカガミに付いた卵は1つも発見しませんでした。

僕がやったのは母メダカを網で捕まえ、そこに産卵床を投入、しばらく一緒に網の中に入れておき、卵を回収するというやり方です。

やってるうちにメスに警戒されるようになり、捕まえるのが難しくなったような(汗)。捕獲対象でないオスたちは、網も気にせず泳いでました。

卵を別容器に入れる

メダカの卵は直径約1.5mm、透明です。
手触りはこりこりしていて、指で触ったくらいでは潰れない。ただし孵化が近づくと膜が柔らかくなるため、潰れやすくなるみたいです。

卵同士は、卵を水草に引っかけやすくするための糸によってつながっています。
この糸にカビが発生する恐れがあるらしいので、稚魚用容器に入れる際には外していく。稚魚が産まれない無精卵にもカビが生えたりするので、バラしておくことで、もし卵の1つに水カビが生えても他の卵に移らずに済みます。

卵塊をバラバラにするのは簡単で、指で優しく転がせばOKです。

その卵を容器に沈めていく。
あとは10日~2週間ほどすれば、赤ちゃんメダカが誕生します。

自然繁殖に挑戦したい

メダカの卵を親たちと別容器に移すのは、卵や稚魚が親メダカに食べられないようにして生存確率を上げるためです。

でも野生のメダカたちには卵や稚魚が隠れる場所が豊富にあるので、わざわざ隔離しなくても増えていく。
これを再現したいんですよね。

2018年夏はトロ船でメダカを飼育していたのですが、秋から大型睡蓮鉢を導入した我がメダカビオトープ。
面積が増え、物陰や水生植物も増やしているので、自然繁殖が可能になるのではないかと期待しています。

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