【メダカビオトープ】稚魚の冬越しをグリーンウォーターで挑戦する

ビオトープ

メダカの飼育に向いているグリーンウォーター。
エサになる植物プランクトンが大量にいることで、人口飼料が口に入らない小さな稚魚(針子)が暮らすのにとても向いている水です。

このグリーンウォーターは、メダカの冬越しにも向いているらしく。小さなメダカたちはこのグリーンウォーターで冬越しさせようかと思っています。

グリーンウォーターは冬越しにも良い

季節も11月中旬、風も水も冷たくなってきました。
トロ船で飼育しているメダカたちは、ちょっとした防寒の工夫をする予定。
大型睡蓮鉢はそのままで頑張ってもらいます。

ここは兵庫県南部ですし、大人メダカはなんとか冬を乗り切れる。メダカは寒さに強い方で、0℃でも頑張って生き延びてくれます。

問題は初秋に生まれて大きくなっておらず、十分な体力のない稚魚たちです。
自然淘汰を仕方なしとしないのであれば、守ってあげなければならない。1cmに満たない針子たちは越冬中に力尽きるといわれています。

水温が15℃を下回る頃から、エサを食べる量が減ってくるメダカたち。
10℃を切ると活動自体が鈍くなり、エサも食べなくなります(消化能力が低下)。でも絶食するわけでなく、冬でも多少の食べ物は摂取します。

冬越しにもグリーンウォーターが良いのは、水中に消化の良い植物プランクトンがたっぷりいることで、寒くて水底でじっとしている間も無理なく栄養を取り込めるからです。

水温変化が少なくなる大きめの容器でグリーンウォーターを作り、冬越しさせることでメダカの生存率は高くなります。

引っ越させるか、迷う

11月中旬・薄曇りの日・正午過ぎの稚魚用発泡スチロール容器の水温は水底付近が17.0℃、浮いてるホテイアオイ下は17.7℃でした。

隣りにある、同じく日当たりの良い大型睡蓮鉢は19.1℃。さすがに水量があるので高いです。

迷うのは、
■ 大きくて水温変化の少ない睡蓮鉢に移すのか
■ 小さいけれど栄養たっぷりのグリーンウォーター容器でいくのか

もっと大きくて深い発泡スチロールにしておけばよかった、と悔やんでも時は遅し。

おそらくは小さなグリーンウォーター容器を、室内に入れるんじゃないかな… と思います。
1cm程度に育っている子は、大型睡蓮鉢に移すかもしれません。

まだ水温が17℃あり、メダカたちはエサを食べるので、今のうちにできるだけ栄養を蓄えてもらい、身体を大きくさせて冬に臨む。
水質が悪化しないよう、やり過ぎないようにしないといけません。

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