産卵シーズンに入ったメダカたちの卵を採取し、人為的に稚魚育成用の飼育容器へと移します。稚魚を育てるのは、成功率の高くなるグリーンウォーターです。
卵を採取する
わが家のミニビオトープでは、メダカたちは水中の植物に卵を産み付けます。
自作の産卵床も浮かべているのですが、人気はやはり、天然のウィローモス(水生コケ)。時々モスを探ってみると、卵を見付けられます。
産卵床は毎日チェックしますが、こちらに卵が付いているのは稀です。
上の写真は、ウイローモスに付いていた卵を採って、産卵床に付けて撮影したものです。2つ写っているのが分かりますでしょうか。
上側の卵はすでに目が現れていて、撮影中にくるくると動いていました(急いで撮って、水へ!)。
ウィローモスに付いている
参考までに、メダカが卵を産み付けるのは次のような場所です。
水際のウィローモスが生えているところ。
浅瀬部分にもありますし、土手と石の間にもよく付いてます。ここに写っていないウィローモスも人気ですね。
浅瀬部分の拡大写真。
土手と石の隙間。
産み付けスポットはたくさん用意してます。
下の写真は、5月上旬のメイン飼育容器の様子です。
暮らしているメダカたちは、20匹ほど。
グリーンウォーター作成中
今年はメダカから卵を強制的に採取することなく、自然繁殖だけでどれだけ増えるか試してみようと思っていました。
でもウィローモスの卵を見付けたら、つい、人為的に稚魚を育てたくもなり(苦笑)。全部は採らず、一部だけ別の飼育容器へと移すことにしました。
稚魚用の飼育容器には、グリーンウォーターを使います。
現在、準備中なのですが、セットして1週間が経過した今も、水は緑になる様子がなく透明なまま・・・ そろそろグリーンになり始めてもらわないと、卵が孵化してきますので焦ってます。
ド透明。
内側の白い容器は100均で買ってきたもので、外側の青いのはホームセンターの頑丈な工具用です。
すでに10個くらいの卵が入っているのですが、孵化にグリーンウォーターが間に合っていない場合は、人工飼料をすり潰して与えます。
通常は2週間ほどで緑になるので、もう少しでしょうか。がんばれ、植物プランクトン!
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