メダカの稚魚(以下、針子)をあまり死なせることなく育てたいなら、グリーンウォーターがおすすめです。
緑色の元である植物プランクトンが針子たちのエサになり、一番の死因である「餓死」を回避することができるからです。
針子は口が小さいので食べられるものが限られ、身体も小さいので小まめにエサを与えないと弱ってしまう。水自体が食べ物なら、飢えません。
作るのに時間がかかる
グリーンウォーターを作ることは難しくありません。
・手頃な容器に水を入れて、
・日当たりの良い場所に置き、
・そして水が緑になってくるのを待つ。
ただし、一から作るには2週間ほどの時間が必要になるので、「赤ちゃんが生まれた!緑水はやく!」と焦る前に準備をしておく必要があります。
上の写真はゴールデンウィーク(GW)にグリーンウォーター(GW)作成を始めてから1週間ほど経過した容器ですが、まだまだ透明。
中にはすでに採取した卵が数個入っていて、このままだと間に合わない、と焦っています。
そしてこちらが、さらに6日間が経過した容器。
ようやく、少し緑がかってきました!
植物プランクトンのエネルギー源(硝酸塩など)を供給することで、ちょっとでも早くグリーンウォーターになるよう、別の睡蓮鉢(緑水ではない)から飼育水を少し足した効果があったか。
出来上がっているグリーンウォーターを種水にすれば、早く緑になっていきます。
卵はすでに孵化を始めていて、10匹ほどが生まれました。グリーンウォーターになっていないので、毎日数回、人工飼料を指ですり潰しては与えています。
針子のフンや、エサの食べ残しが植物プランクトンの食料となることで、グリーンウォーター化が促進されると期待。
まだ餓死している様子はなく、このままなんとか上手くいってほしいです。
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