【メダカビオトープ】終わりなきアオミドロとの戦い・・・ 対策にマツモを入れてみる

ビオトープ

メダカなどを屋外飼育していると、悩まされるのがアオミドロです。

取っても取っても無くならず、数日放置すると、大量繁茂。戦線が縮小することはなく、戦いで言うなら負け戦となります。

上の写真は、6月上旬のある日に取り除いたアオミドロです。前日にも掃除をしているのに、これだけ取れてしまう。
もし旅行などで3日空けたら・・・ 怖いです。

どうしてアオミドロが増えるかといえば、水の中の栄養が豊富だから(富栄養化)。全除去がまず不可能となれば、根本を断つこと=富栄養化を防ぐこと、そこに希望を託してみます。

富栄養化する理由

一般的にいわれる富栄養化は環境用語で、栄養分が自然の状態よりも増えすぎる状態を表します。

ホームビオトープにおいては、餌の食べ残しやフンによって水中の窒素やリンが増加、植物が吸収しきれない分が余り、藻類が繁殖しやすくなった環境
トラブル発生の主要因です。

【メダカビオトープ】トラブル要因、飼育水の富栄養化
メダカを飼育していて、諸問題を引き起こす要因となるのが“富栄養化”です。餌の食べ残しやフンによって水中の栄養分が増加、藻類が繁殖しやすい環境となるほか、水質が悪化しメダカの死亡要因になります。

主にメダカに餌を与えすぎることで、水は富栄養化していきます。餌の量を減らすのは、対処法のひとつ。
しかし、卵をたくさん産んでほしいな、とか、かわいくて、などの理由からつい与えてしまうのが餌です。

アオミドロが増えない睡蓮鉢

わが家には複数の睡蓮鉢があるのですが、この中に不思議とアオミドロがないものもあります。
餌をしょっちゅう与えているのに、水はとても澄んでいて、アオミドロ繁殖の兆候も見られない睡蓮鉢。

今年の春に新規に立ち上げたから、というのもアオミドロのない大きい理由でしょう。

あとは水量に比べてメダカの数に余裕があり、水質が悪化しにくいのも重要そう。現時点では直径約68cmの容器に14匹の成魚が暮らしています。

マツモの存在

そしてここには、マツモも入れてある。

マツモは丈夫で育てやすい、アクアリウム界隈では超メジャーな水草です。メダカ飼育においても定番。鑑賞魚を扱うお店なら、確実に売ってます。

このマツモ、繁殖力が旺盛で、伸びる際に水中の栄養素をたくさん吸収します。これも効いてるんじゃないかと。

もうひとつ、こちらは直径約44cmの睡蓮鉢。
以前はこちらもアオミドロに悩まされていたのですが、2週間ほど前にちぎったマツモを入れてみたところ、アオミドロの繁殖量は減ったように思います。

ということでメインの睡蓮鉢にもマツモを投入して様子を見てみようかと。

マツモが増えたところで、取り除くのは簡単ですし、増えたら増えたで別の睡蓮鉢の水景を作ってくれますからね!

さて結果はいかに・・・ 報告をしばしお待ちください。
(日光の当たる量を調整するのも効果的だと思います)

 

 

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