【メダカビオトープ】スドーのメダカ用産卵床2種、シュロとヒカゲノカズラの使用感

ビオトープ

5月に入り立夏を過ぎると、メダカたちの産卵シーズン真っ盛りです。産卵床をチェックすると毎日たくさんの卵が確認できて、一番楽しい時期じゃないでしょうか。

先日ショップで天然素材を利用した産卵床を2種類見かけたので、後々の参考にしようと購入してみました。
スドーの「メダカの浮く産卵藻」と「メダカの棕櫚産卵床」です。

天然素材の産卵床を求めた

産卵床はこれまで、スポンジを切って作るお馴染みのものを利用してきましたし、今も使ってます。安価でわりと簡単に作れるので便利ですよね。

でも見た目の人工感をぬぐい取ることはできず、睡蓮鉢に浮いているとどうも悪目立ちしてしまう。

じゃあ自然物であるホテイアオイを使えば優秀だというのは分かっているんですが、それぞれの睡蓮鉢はできれば自然に近い光景にしたいなと思っているので、要注意外来生物ホテイアオイ(別名:青い悪魔^^;)は敢えてスルーしています。

(もしホテイアオイの茂る池をイメージする睡蓮鉢を作るときは主役 笑)


(ホテイアオイもいいのだけれど)

そこで今回の、「メダカの浮く産卵藻」と「メダカの棕櫚産卵床」です。

これらはどちらも天然素材が用いられていて、睡蓮鉢に入っていても不自然さが少ない。
かつ、天然素材はまたどこかで入手できるかもしれないので、今後どこかで採取できたときの参考にしたいとの思惑もあります。特にヒカゲノカズラですね。

今回、この2つの産卵床をこちらの睡蓮鉢で試してみました。スドーの「メダカ鉢 黒茶 18号」。直径約54cmに、メダカたちが6匹暮らしています。

ヒカゲノカズラの産卵藻

こちらが、ヒカゲノカズラ(日陰の蔓)という常緑製のシダが用いられた「メダカの浮く産卵藻(小)」です。

つい、ヒゲノカズラと読んでしまいますが、「ヒゲ」ではなく「ヒカゲ」(笑)。
手触りは、ふわふわではなく少し芯がある感じです。
商品説明によると・・・

「先端の曲がった細かな葉を密生させた形状が着卵性に優れているために昔から天然の産卵藻として養魚場などで盛んに用いられてきました」

とのこと。実際に使ってみた結果、商品説明どおりにメダカたちはしっかりと卵を産み付けてくれました(そりゃそうだ)。

最初の印象は、次に紹介するシュロのほうがよく産み付けてくれるかな、というものしたが、睡蓮鉢に並べて入れておくと同じくらいの付きか、こちらの方が多いくらい。
メダカたちの気分次第でしょう。

メダカ6匹の睡蓮鉢で、3日間で20個ほどの卵が付いています。

難点・・・ってことはないですが、色が明るい茶色系なので、ぱっと見では卵が分かりにくいのはあります。
焦げ茶で色の濃いシュロのほうが卵を見つけやすい。

先端には浮きが付いていて、水中に手を入れることなく取り出せるようになっています。

シュロの産卵床

一方でメダカの産卵床としてメジャーなシュロ(棕櫚)。
こちらの商品も安定して卵を産み付けてくれます。

購入時は1枚目の写真のように繊維がまとまっているので、指で開き、メダカが内部に卵を付けられるよう円錐状にしていきます。
僕はこの作業にちょっと苦労しまして、なかなか上手く広げられなかった(汗)。

どちらもわりと繊維が抜ける

シュロもヒカゲノカズラも天然素材のため、卵を採っていると折れたり抜けたりします。特にシュロはわりとよく繊維がちぎれるかな。

複数個を購入し、ローテーションさせることを想定しているのかもしれません。

ヒカゲノカズラを採取しに行きたい

どちらの産卵床も、使ってみて気に入りました。
スポンジもいいのですが、やはり自然のものである点が評価が高いです。

特にヒカゲノカズラという素材に関心を持ちました。なんかいい。
適した条件の場所を注意して探せば、わりと生えているらしいので、これから山に入る際には注意を払って足元を見ていこうと思います。
出会えればいいなぁ。

 

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