【メダカビオトープ】水生植物の紹介:デンジソウ

ビオトープ

わが家のメダカビオトープに植わっている、水生植物たちを紹介します。

デンジソウは、デンジソウ科デンジソウ属の多年草。
四つ葉のクローバーのような形を「田」の字に見立て、田字草と名付けられたそうです(wikipedia より)。

なんとこの草、シダ植物なんですね。おどろきです。
シダなので、胞子のうを付けて胞子を出すとか。

特徴

なんといっても、その葉の形。四つ葉のクローバーのような形をしています。とてもかわいらしいです。

シダ類ですが、胞子を利用することなく、地中に根を伸ばし繁殖することができます。そして水中に茎を伸ばし、葉を水面に出し、どんどんと範囲を拡大していく。
茎の節から伸ばした根を土に下ろしてもいます。
1~2株あれば、数ヶ月後には水面を覆っているくちです。

繁殖力が旺盛なので、田んぼに生えていると扱いは水田雑草。ただし除草剤に弱く、環境省の絶滅危惧II類に指定されています。自生しているデンジソウは、うちの市内にはありません。

水面を覆い尽くしてほしくない場合は、伸びてほしくないエリアの地中から茎が出ているのを見付けると、抜いています。

栽培難易度は低め。

水面を覆っていくので、メダカたちの隠れ家になり、夏は水温の上昇を抑えてくれるでしょう。

冬は枯れますが、春になると地下茎から再び葉を伸ばしていきます。下の写真は、4月中旬頃の様子。

まだまだ小さな葉。初夏の頃には、水面を覆っていることでしょう。左手前はヘラオモダカ。

感想

派手さはないですが、四つ葉のクローバーのような葉がかわいい。育てやすく、少量あればどんどんと増えていくので、おすすめの水生植物です。

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