【メダカビオトープ】水質改善のためにカキ殻を入れてみたい

冬真っ盛り。
カキ(牡蠣)の美味しい季節ですよね。レモンやマヨネーズを付けた蒸しガキは、いくらでも食べられます。

そしてこのカキ殻は、アクアリウム界では水質改善に役立つことで有名なアイテム。ダイソーのペットコーナーでも売ってたりしますね^^

どういう効能があるかというと、主成分の炭酸カルシウムが水に溶け出すことでpHを上昇させ(酸性に傾いた水が中性~弱アルカリ性に)、かつ多孔性の殻が濾過バクテリアの住み家になる

水換えをしない赤玉土をしいた屋外飼育容器では、水は酸性に傾いていきますから、相性が良いんじゃないかと考えました。

実はダイソーのカキ殻も買ったのですが、緑のネット入りなので、そのまま睡蓮鉢に入れると目立って仕方なかった(笑)。
濾過器で使うなら、全然問題ないんですけどね。

カキ殻が手に入る冬場をじっと待っていました。
カキ殻のあの色合いやフォルムがとても好きなので、水質改善はどっちでもいいくらいですね。なんのために、入れてみようとしてるのやら。

ただし、カキ殻は誤った使い方をしてしまうと逆にメダカにとって害になってしまうので、注意が必要となるっぽいです。
注意が必要なのは、次の二つです。

  • pH(ペーハー)ショック
  • アンモニアショック

カキ殻によるpHショック

メダカは水質の変化に強い魚です。弱酸性から弱アルカリ性まで対応して生きていける。しかしそれは時間をかけて徐々に変化していった場合で、急激な変化には大きなストレスを受けます。

特にpHが上がる(酸性→アルカリ性)には弱いらしいんですね。最悪の場合、死んでしまいます。

なのでいきなり大量ではなく、少しずつ入れて様子を見るのがよい。
また砕かれたものの方が溶け出すのも早いようで、注意が必要となります。

カキ殻によるアンモニアショック

メダカに餌をあげると、排泄物や食べ残しから有害なアンモニアが発生します。

これを底土などで繁殖しているバクテリアが分解し、毒性が少なめの硝酸塩へと変えてくれるのですが、厳密に言えばバクテリアが分解するのは「アンモニア(猛毒)」ではなくって、アンモニアが水に溶けて変化した「アンモニウムイオン(わりと無害)」。

アンモニア(NH₃)は水に溶けやすく、水に溶けると即座に水素イオン(H+)と結びついてアンモニウムイオン(NH₄+)となる・・・ そういえば高校あたりで習った気もします。

ポイントとなるのは、アンモニアがアンモニウムイオンに変化する量は、pHによって違うこと

水質が酸性側に傾くほどに水素イオンが豊富になるので、アンモニウムイオンになる比率も増え、アルカリ性になるほどに水素イオンが不足するので有害なアンモニアのまま水中に残るというんですね。

酸性:水素イオンが豊富 → アンモニウムイオンを多く作る → アンモニアが水中に残る量が減る

アルカリ性:水素イオンが少ない →アンモニウムイオンが不足 → アンモニアが水中に残る量が増える

カキ殻を入れる目的は、酸性に傾いた水質を中性に戻すことですが、大量のカキ殻を入れてしまうといきなりアルカリ性に傾きかねず、アンモニア濃度が上昇してメダカに健康被害を及ぼしてしまう・・・

pHとアンモニアの両方のショックの点から、カキ殻を入れる際は少しずつ様子を見ながらにしてみます。

また、アンモニアは水温が上がるほどに水に溶けにくくなり、アンモニウムイオンの比率も下がる(アンモニア濃度が上がる)ので、夏場にカキ殻を使用するのは危険なようです。

調理したカキ殻は使用できない?

一般に販売されているアクアリウム用のカキ殻は、そのための処理をしたものであって、食用のカキ殻を水槽に入れるのは止めた方がよい、との情報も目にします。

焼き牡蛎にしたりしたようなカキ殻だと、問題があるようです。

うちのは蒸しガキなので、大丈夫?
とりあえずは
丹念に水洗いして→
天日干し(1週間)→
煮沸消毒→
天日干し

で試してみようかと思います。
海で拾ってきたものもあるので、そちらをまず投入してみようか。

【インセクトホテル】虫ホテルを作りたい

虫や小動物たちに住み家を提供するものとして、ヨーロッパでは“インセクトホテル”、“バグホテル”、あるいは“インセクトハウス”なるものが作られています。

直訳すると“虫ホテル”、“虫ハウス”。
虫のホテル、なんじゃそれ!?って思いますが、大小様々な形状の素材を組み合わせることで、複数の虫たちに、主に冬場を凌ぐ場所を提供するための人工物です。

これがあることで、厄介な害虫を食べてくれる益虫が庭に住んでくれるようになる。蛾の幼虫を食べるハチや、アブラムシを食べるテントウムシたちが安心して心地よく冬を越せる場所を提供し、暖かい季節に活躍してもらうわけですね。

本場の虫ホテルの写真を見ると、妖精たちのおうちのようでものすごくかわいいです。
パブの庭や観光地にアトラクションとして作られていることがあるのも、納得ですよね。

そんなに大きくなくてもOK。

こういうのを自分でも作ってみたい。
完成度は低くとも、作ってみたい。


虫たちの越冬場所なので、冬になる前には完成しているべきものであり、すでに1月末となっている今季はもう時期遅れなのですが・・・
次の冬には絶対に間に合わせる。そのための準備を早めに進めていきます。

まずはインセクトホテルなるものの構成を調べ、デッサン図を書くこと。そして材料集めです。

虫ホテル作りに必要なもの

wikipedia で insect hotel を調べてみました。

インセクトホテルによく使われている材料は、
石や木材
丸太やバーク(樹皮)
アシや竹の束
大きさや形状の異なる素材を組み合わせて配置することにより、様々な種類の虫たちを惹き付けるスポットになるようです。ふむふむ。

例えば・・・

単独行動性のハチには:
異なる大きさで穴の開けられた丸太や幹。石材でも良い。雨水が入らないよう、わずかに傾ける。
穴は貫通させず、入り口はデリケートな身体を傷つけないよう滑らかにしておく。
温かい南向きが好ましい。
束ねたり、古い空き缶に入れたアシや竹も、単独行動のハチに適している。

チョウには:
冬眠するチョウたちは、家屋や小屋の裂け目、あるいは落ち葉の中といった閉じた場所を好む。

テントウムシには:
大きなグループで冬眠することを好む。小枝を詰め込んだ、オープンな木箱が彼らを惹き付ける。


こういったことを元に、材料を集めていくことにします。

レンガや植木鉢の破片などは、粗大ゴミの集積場をチェックしていれば見つかりそう。もちろんホームセンターに行けば、買えます。

板や木の枝も問題ない。
樹皮は、山に行けば倒木から採れそう。
ワラは、秋になれば近所の田んぼにある。
でも小型サイズの竹、アシって、どこで手に入るのだろうか。むむむ。

道具類では、穴開け用のドリルが必須ですね!

下の動画は英語ですが、虫ホテルがどういったものか参考になると思います。

こちらはフランス語ですが、作り方が分かりやすい。

 

【ホームビオトープ】剪定枝やブロックを利用し、エコスタックを作ってみる

ごく小さな、狭小スペースといわれる庭ではあるけれど、好きな雑木を植えて木陰を作りたい。できれば野鳥にも訪問してほしい。

そう思っていた僕が出会ったのが、
『ホームビオトープ入門 生きものをわが家に招く』という本でした。

ここで紹介されていた、庭に食物連鎖の生態系を作るという提案。
多くの生きものを呼び込むためには、家の周囲や庭に●生け垣 ●菜園 ●花壇 ●ミニ林 ●水辺 ●草地 ●石積みなどのエコスタック
の7つの環境を作ることが必要と説明されています。

すてき。
でも現実としては、なかなかこの7つを揃えるのは難しい。そこでメダカを飼っている容器の他に、実現可能なエコスタックを意識して作ることにしました。

エコスタックとは

エコスタックを検索してみますと、この言葉は和製英語だそうです。
一般的でもなく、検索結果もさして多くない。土木関係のページで、環境保全の一環としてエコスタックを作りましたよ、みたいなのばかり見つかります。
山林を開発した代わりに、伐採した木を積み上げたりしている事例が多いです。

ホームビオトープでのエコスタックは、剪定枝やブロック、石などを集めて積み重ねて作ります。

●剪定枝や落ち葉を集めれば、ミミズやダンゴムシ、ムカデ、トカゲなどの家になる。

●石を積み重ねれば、トカゲやコオロギ類の住み処になる。テントウムシの越冬場所にもなる。

ゴミとして捨ててしまうような枝や石が、“小さきものたち”の家や越冬地として活用してもらえるわけです。

それほど場所も取りませんし、これなら出来そう。
ということで、後片付けをし忘れた感を出さないように気を配りながら、庭の各所に枝や石・ブロックを積んでいます。

わが家のエコスタック

ご覧に入れるのは少々恥ずかしいですが、うちの庭のエコスタックはこのようにしてます。

毎年、多量にでる剪定枝の一部を積み重ねたもの。

剪定枝は本当にたくさん出るので、他所でもゴミとせずに積んでます。剪定後はけっこうなボリュームですが、冬になる頃にはもう小さくなってますね。

こちらは、コナラの根元。
ゴミにするのではなく、カナヘビ(トカゲ)やテントウムシなどの越冬場所に役立っているかも、と思うと嬉しいじゃないですか。

花壇の土留として買ってきた自然石風のブロックも、石などと合わせて積んでいます。ポイントは隙間を残し、“小さきものたち”の入る場所を作ることです。

【メダカビオトープ】冬はすることがないので、来季の構想を練る日々

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2018年は大型睡蓮鉢でのメダカ飼育やこのブログを始めたりと、自分にとって大きな変化のあった一年でした。

2019年は蓄積する経験を元に、さらにメダカビオトープを充実させていきたいと考えています。

さて、季節は冬。
水温の下がる冬はメダカや生物たちの活動が低下するので、屋外飼育の場合は特にすることもなく、じっと春の到来を待つことになります。

でも、足し水以外にすることはないのか、というとそうでもなく。
春からビオトープをどうしていこうか、と構想(妄想)を練ることも大きな楽しみです。

2019年の構想

小さな睡蓮鉢でメダカを1~2匹飼っていただけの僕が、大型の容器で本格的なメダカビオトープを始めるようになった2018年。

最初はトロ舟飼育に挑戦し、そしてチャームさんで販売しているFRP製大型睡蓮鉢へと発展しました。
現在はトロ舟2つ、睡蓮鉢2つ、FRP製大型睡蓮鉢1つでメダカを飼育しています。順調な増えっぷりですね。

2019年はここにさらにもう1つ、FRP製の大型容器を加えたいと考えています。そして芦の水景を作りたいです。
イメージしているのは、次のような風景です。

こんな湿地帯の風景・・・
流れを作るのは出来ませんが。

こういう水辺も好きです。
アシとかヨシとか、湿地性のイネ科の植物を植えたい。

そこにデンジソウなどですね。

陶器 水鉢の修復

もう1つ、陶器の大型水鉢もあり、こちらもメダカ飼育容器として稼働させていこうと目論んでいます。

ありがたいことに、知り合いの方からいただいた水鉢なのですが、以前使われた方が水換え用(?)に空けた穴がある。まずはこれを埋めることからスタートです。

かなり大きな水鉢なので、出来上がればステキなものになること間違いなし!
こちらはヒツジクサとかコウホネとかが中心かな。楽しみです。

【メダカビオトープ】側溝からウィローモスを採って植える

冬の寒さも増して、メダカたちの世話も特にすることがない12月末。

メダカ鉢の水辺の土手部分に植えていた苔が枯れてしまい、土が露出していたので(下写真)、ここをカバーするために新たな苔を採ってきて植えることにしました。

うちの近所には苔が生えている側溝が何カ所もあります。苔は種類が豊富で、詳しくないのですが、今回はウィローモスの陸上葉らしきものがあったのでもらってきました。

雑草だらけですね(笑)まあ、それもよし。
これをスペースに合った大きさにちぎったりしながら、配置していったのがこちらです。

水際だけでなく、少し上の方にも植えてみたのですが、このあたりがどうなるか。土は常に水分を含んでいるので大丈夫かな。

別角度。

変化の具合はまた紹介したいと思います。

メダカたちは、日差しがある時は元気そうに泳ぎ回っています。
バクテリアの活動が低下しているのか、水は少し透明度をなくしている感じですね。。

【メダカビオトープ】メダカの屋外飼育に便利な、おすすめの道具

メダカの屋外飼育をしていて、基本の容器や餌とは別に、これはあって良かったなと思う道具が幾つかあります。

屋外飼育なので、メダカ用品メーカーさんのおすすめグッズとは違っているものも数点(^ ^ )これからメダカの屋外飼育に挑戦してみようかと考え中のあなたの参考になれば嬉しいです。

ネット

これは必需品だと思います。
主な用途は、メダカを引っ越しさせる際の捕獲ですが、それ以外にもいくつかの使い途があります。

  • 狭い場所でのガサガサ用に。
  • 汲み置きしている水を足し水する時の、ゴミ取りフィルターとして。
  • 汲み置きしている水に湧いたボウフラの捕獲に。
  • グリーンウォーター容器の底掃除に。
  • 抱卵するメスの一時隔離・採卵場所として。

卵を採る場合は、黒いネットが分かりやすくて良いです。また黒い方が、メダカには見えにくい模様。

水温計

時々使います。
メダカは水温の変化には敏感らしいので、足し水する際はできるだけ近い水温の水を利用します。その際の計測に利用。

僕は使っているのは料理用ですが(笑)十分活躍してくれてます。

スポイト

夏場に活躍。
足し水用に汲み置きしているバケツにはどうしてもボウフラが発生するので、彼らを捕まえるのに便利です。

稚魚飼育のためのグリーンウォーター容器の底に溜まったゴミを取るためにも使える(こっちが本来の使用法?)。

ピンセット

アクアリウムの定番用品。
水生植物を植栽する時に使う、大型のピンセットです。
発生したアオミドロを除去するためにもよく使っています。指が入りにくい、細かい部分の掃除に便利。冬は水に手を入れなくて済みます。

バケツ

飼育容器の水は、季節を問わずに蒸発し減っていくので、足すための水を常時汲み置きしています。

採取してきた植物の一時置き場にも。

土入れスコップ

園芸用のスコップ。少量の水をすくい、他の容器に移す際に使います。
元々は園芸用でしたが、小型のプラスティックケースに水を入れる際に便利でした。

小型のお玉

稚魚を引越しする時、網で捕ると身体に負担がかかるため、お玉で水ごとすくって移します。

プラケース

メダカやヌマエビたちの、一時的な滞在場所に。
川や溝でガサガサして、生き物を捕まえる時の必需品です。容器を引越しする時の、水合わせにも活躍します。

稚魚の飼育にも使えますが、大きな容器のほうが難易度は下がります。

魚捕り網

メダカの飼育ではなく、その手前、川での捕獲(ガサガサ)における必需品です。
わりと雑に扱うので、丈夫なものが安心。

【メダカビオトープ】メダカの飼育容器

メダカは様々な環境に適応する丈夫な魚なので、飼育容器の選択肢は幅広いです。

なんならペットボトルでも飼っていける。
僕の知り合いには、平皿で飼育されているイタリアンレストランさんもいます。

水槽、睡蓮鉢、プラスティックケース、タライ、発泡スチロール箱、衣装ケース、プランター etc… 水が漏れない容器であれば、ほぼ飼育可能です。

容器は小さいより大きなものが楽

しかし飼育の難易度、つまり「どれだけ日頃の手間(水換えなど)を少なくしてメダカの死亡率を減らすか」においては、水量が多い方が楽です。

理由は、水量が多い方が水温の急な変化が起こりにくく、水質の悪化も遅いからです。飼育容器が大きいことによるメリットは以下になります。

  • 水換えが不要・または稀(水質悪化がしにくい)
  • たくさんの匹数で飼える(水量が多い)
  • 植物を複数植えられる(広い)
  • エアーレーション不要(表面積が多いことで酸素を多く取り込める)

めだかビオトープ

広々と泳ぐスペースがあり、飼育密度が低く、植物が隠れ場所や落ち着きを与える環境の方が、メダカたちも健康で長生きしますよね。

初心者の時ほど、余裕のある水量で飼育することをおすすめします。

おすすめの飼育容器

メダカの飼育容器で大事なのは、深さよりも広さです。底土を敷けるくらいの深さがあれば、表面積が大きな方が、酸素をたくさん取り込めるからです。

トロ舟

左官屋さんなどがセメントなどを混ぜたりするのに使う、トロ舟(あるいはタフ舟)。
工事現場品質なので非常に丈夫で、5年は保つそうです。地面に埋めてしまえば、さらに耐えて8年ほど?

ホームセンターにて売っているので入手もし易い。
深さもちょうど良く、浅くて広く丈夫、と三拍子揃ったメダカの飼育容器になります。

短所は、かわいくないことですかね。

睡蓮鉢

こちらもメダカの飼育容器として一般的。
ゴールデンウィーク頃から夏にかけて、ホームセンターの入り口周辺に特設コーナーがよく設けられてます。

こちらはデザインが風流なものが多い。玄関先に置けば、おしゃれな水辺となります。

おすすめはチャームさんで販売している、プラスティック製の睡蓮鉢。直径40cmながらも軽量、厚みもあり、さらにお手頃価格というすばらしさです。

発泡スチロール

海産物が入っているような発泡スチロールの箱も、メダカの飼育に適しています。

一番の長所は、保温性に優れていること
急な温度変化には弱いメダカも、発泡スチロール容器ならば温度変化を緩やかにできる。特に冬場はこの容器の良さが発揮されます。

軽さも長所。そして安価。
顔なじみの魚屋さんなら、無料で譲ってくれるかもしれませんし、知り合いにもらえるかもしれません。

一方で耐久性はないので、長期間の利用には向いていない。見た目も、まあ発泡スチロールです。

稚魚の飼育などは、とても向いてると思います。
繁殖用に専用のケースも販売されているので、利用するのも良いでしょう。

タライ

こちらも水を入れて使うことを前提としていますので、水漏れの心配不要、かつ表面積が広く深さもちょうど良い感じです。

チャームさんにはタライっぽくない角型も販売されているので、そちらも良さそう。

日当たりの良い場所

飼育容器の置き場所によって、メダカの健康度は違ってきます。日光の当たる場所で飼っているメダカは、活き活きとしているんですよね。

人と同じで、メダカも日の光に当たることで健康で病気にかかりにくくなります。昼間と夜のメリハリができるのもよい。

水質を安定させる水性植物の成長も促しますし(アオミドロは困るけれど)、日光はホームビオトープの健康な運営に不可欠な要素です。

注意する必要があるのは、夏場の直射日光

夏の直射日光によって水温が30℃を超えることはざらですから、飼育容器を木陰に置く、ヨシズを立てかけるなどして日陰を作ってあげましょう。

午前中だけ陽の当たる場所があれば、理想的です。

 

【メダカビオトープ】2018年12月中旬のビオトープの様子

2018年は大型睡蓮鉢でのメダカビオトープに初挑戦した1年でした。

きっかけは YouTube で Aquacat さんの動画を見たこと。これまでに見たことのない、自然の輝きに満ちたメダカ飼育に感銘を受け、自分もやってみることにしたのでした。

そして夏、秋を終え、現在は冬。
メダカたちの冬越しはまずまず順調な様子なので、うちのメダカビオトープの様子を紹介してみます。

 

12月中旬の大型睡蓮鉢の様子です。
茂っていた植物たちの多くは枯れ、殺風景になりました。水面を覆っていたデンジソウはいなくなり、根っこが春を待っています。トチカガミもそう。

それでもまだ緑をもたらしてくれる植物も幾つかありますね。

水辺のコケたち。
近所の溝から採取してきたコケたちのうち、ビオトープ環境に適応したものたちが残りました。小さな草の芽も出ていますね。

こちらは大きめの川の堤に張り付いていたモスを採ってきて、試しに石に貼ってみたものです。
初秋に半分枯れていたものをもらってきたのですが、水分を得て復活。定着しているので、また採取して増やしたいと思います。

メダカ元気

小春日和でぽかぽか陽気だったこともあり、メダカたちはすこぶる元気そうに泳ぎ回っていました。

あまりに寄ってくるので、誘惑に負けて(?)つい少量だけ餌やり。がっついて食べてました。

じっとしているメダカたちは、体力温存の邪魔をしないようにするのですが、泳ぎ回っているのなら大丈夫だろうとアオミドロ掃除^^。

曇っている日はもう少し大人しい感じです。
1月・2月になって水温が5℃を下回るようになると、もうただじっとしているのでしょう。

タニシ・ヌマエビ

メダカと一緒に暮らしているタニシとヌマエビたち。
タニシは水温が下がると土に潜ってしまうらしく、2~3匹しか見かけませんでした。
ヌマエビは生命維持のためには動き続ける宿命ということで、ところどころで発見。小エビたちはモスのなかで潜んでいるのかもしれません。

以上、12月中旬ですが、わりと暖かい日だったのでメダカたちは活発に動いていました。

【メダカビオトープ】初の越冬を成功させるために注意したこと

屋外飼育されているメダカにとって、試練になるのは冬越しです。

こぢんまりとした睡蓮鉢での冬越しはこれまでにも経験あるのですが、大型容器で冬に臨むのは今回が初めて。

無事メダカたちに冬を越してもらうために注意したことが3つあるので、紹介していきます。
ポイントは
メダカたちに体力をつけてあること
メダカたちの体力を消耗させないこと
です。

変温動物である魚、メダカたちは

体力をつけてあること、体力を消耗させないことが、冬を乗り切るための重要ポイントです。

メダカの活動量は水温で変化する

メダカは魚類、水温によって体温が変化する変温動物です。水温が下がると活動が減り、冬眠状態になっていく。

冬眠とは言っても本当に眠っているわけではなく、水底でじっとして体力の低下を防ぎ、春の到来を待っている状態ですが、大事なのは「活動が低下する」ことです。

メダカの活動に適した水温は、18℃~28℃です。
水温が10℃以下になると餌をほとんど食べなくなります。食べたとしても消化機能が低下しているので、餌を与えるのは控えた方が良いです。

水温が10℃を切ると餌は控える

うちは兵庫県南部にあるので、12月中旬でも天気の良い日の昼間は水温が14℃にまで上がります。

14℃なので元気に水面近くを泳いでいるメダカたち。餌を期待してか、わらわらと寄ってきます。かわいくて、つい少量ながら餌を与えてしまいました(汗)。

冬の餌は、少量でも控える方が無難です。
水温が下がってからの消化不良や、食べ残しによる水質悪化で体調を崩す方が怖いからです。

水質を維持するカギとなる、バクテリアと植物。
水温が下がるとバクテリアの活動も低下していますから、食べ残しの分解力も落ちています。植物も活動を休んでいる。
給餌は水質悪化の原因となります。

もしメダカがなにか食べたくなったら、容器内に残っているコケなどを食べて凌いでくれるでしょう。

冬を越す体力をつけるために、秋にたっぷり餌を与えてきました。乗り切る体力は付いていると信じて見守っていきます。

水温が5℃以下になると、メダカは水底で動かない冬眠状態に入ります。
日当たりの悪い睡蓮鉢のメダカは、昼間でも動かず体力を温存して頑張っています。

刺激をしない、水全体を凍らせない

野生のメダカは水温が下がると流れのない場所で身を潜め、ただじっとして春を待ちます。

じっとして体力の消費を防ぐ。
じっとすることが重要なので、メダカたちの冬眠を邪魔しないようにしましょう。

冬の水換えは行わず、減った水を静かに足すだけに止めておく。体力の落ちたメダカに刺激を与えない、これが大事です。
水底でじっとしているメダカを「生きてるか~」と動かしちゃ、ダメ。
メダカが落ち着けるように、水草や石、流木があると良いですよね。

メダカは水温が1℃でも生きていける、強い魚です。
冬になって水面が凍り付いても、水底でじっと堪え忍びます。

しかし水底まで凍り付いてしまっては、氷の中ではメダカもさすがに生きられない。
飼育水全体が凍り付かないような水量を用意しておきましょう。

冬越しのポイントは
メダカたちの体力を消耗させない(刺激を与えない)
飼育水全体を凍らせない

飼育容器が全て凍ってしまう地方では、室内飼育に移します。

稚魚の冬越し

メダカの冬越しは体力勝負ですので、十分な体力が付いていない稚魚の場合は越冬の難易度は上がります

水温が下がるまでに、どれだけ成長したのかがポイント。

9月以降に生まれて、まだ1cmに満たない稚魚では屋外の冬越しは難しいので、屋内に移すのが無難です。

僕は秋までにグリーンウォーターの容器を作り、それを室内に入れて冬越しをさせています。今のところ、順調な様子… と思う。

【メダカビオトープ】稚魚の冬越しをグリーンウォーターで挑戦する

【メダカビオトープ】順調に育っていった稚魚が突然減っていった件

メダカの稚魚の飼育で、特に難易度が高く注意が必要なのは、生後2週間といわれます。

生まれたばかりのメダカの赤ちゃんはまだ1mmに満たないほどの大きさで、自分の口よりも大きなものは食べられない。

数mmの大きさとなり人工飼料を与えやすくなる生後2週間ほどまで、いかに育てられるかが、メダカを繁殖させるうえでの重要ポイントです。

稚魚の数が減る

餌となる植物プランクトンが豊富なグリーンウォーターで育ち、順調だった針子たちが、1ヶ月ほどしてから数を減らしている事案が発生しました。

網を適当に入れれば数匹入ってきたくらいに居たのが、急に、明らかに数を減らしたのです。
最終的には10匹ほどになりました。

何故だ?
考えられるのは次のようなことです。

  • 餓死
  • 水質の悪化
  • 水温・水質の急な変化
  • ボウフラなどに捕食された
  • 成長度合いの違いによる淘汰

餓死…?

産まれたばかりのメダカは小さく、人工飼料の場合は小さくすり潰さないと口に入らない。注意が必要です。

しかしグリーンウォーターは、植物プランクトンのおかげで稚魚は食べ物に困らない環境。ましてや1ヶ月は経過し、成魚の餌も食べられるサイズ。
餓死は考えにくいです。

水質の悪化…?

稚魚の餓死を避けるために餌を与えすぎてしまうと、そしてその餌が大きすぎると特に、今度は食べ残しが発生して水質が悪化します。

うちの場合、グリーンウォーターでの飼育に加えて、早く大きくなった稚魚用に餌もやっていました。
でも量はそうは多くなかったはず。

実験的に小型ホテイアオイも2つ3つ浮かべていたので、富栄養化による水質悪化も考えにくそうです。

水温・水質の急な変化…?

これはあり得そう。
グリーンウォーター化は進みすぎるのも好ましくないということで、目安とされる緑茶くらいの色となるよう、時々水を部分入れ換えました。

近くにある別の飼育容器の水を足していたのですが、水温や水質の変化が稚魚にとってストレスになったのかもしれません。

また、足し水をする際の入れ方が雑すぎ、強い水流ができてストレスになった可能性もあります。

ボウフラなどに捕食された…?

グリーンウォーターは緑色につき、少しでも深い場所は視認できない。捕食者となるボウフラやヤゴが潜んでいても、まるで見えません

グリーンウォーターの底にヤゴがいた、との報告はしばしば目にします。

もちろんこの可能性を考慮し、網で時々底を探っていたのですが、一度もボウフラなどが入ったことはありませんでした。
別容器に水ごと移したときも、発見していません。

成長度合いの違いによる淘汰…?

メダカに限らないでしょうが、同じ環境で飼っているにもかかわらず、稚魚の成長スピードには個体差が出ます

強い子が早く大きくなり、その子ばかりが大きくなる印象。
早く大きくなった稚魚が、小さな稚魚を追っかけている様子はよく見かけますし、これが小さい子にはストレス要因になります。そりゃそうですよね。

サイズの異なる稚魚たちを混泳させていたことで、小さい子たちがストレス死してしまったかもしれません。
稚魚飼育を始めてすぐではなく、1ヶ月後に数が減っていった理由にもなりそうに思います。

以上、思い当たる問題点でした。
来年は
水質の変化がしにくい大きめの容器で
サイズが大きい稚魚を順次引っ越しさせる
ことを試してみようと思います。