メダカの稚魚たちの一番の死因は、「餓死」です。
生まれたてのメダカは4mmほどしかなく、口が小さいため、成魚用のエサはそのままだと口に入りません。
体力もないため、1日に何度もエサを与えなければならない。
適したエサを与えることが、稚魚の生存率を増やす最良の方法です。
では適したエサは、というと、
・稚魚の小さな口に入り
・すぐには沈まない
ことが重要。
沈まない方が良い理由は、浮いている方が食べやすく、食べ残しとなって水を汚さないからです。
わが家ではキョーリンのブランドである『Hikari メダカのエサ 産卵・繁殖用 40g』を与えています。
産卵・繁殖用
パッケージの説明分によると、このエサは「メダカの産卵数や卵のふ化率に配慮して、高度不飽和脂肪酸やリン脂質を強化配合」。
「毎日のように卵を産むメスの親メダカをしっかりと育てるため、高タンパク、高脂肪のハイカロリーな配合」となっています。
生きた善玉菌も入っていて「メダカの腸内バランスを保ちます」。至れり尽くせりですね^^
産卵・繁殖用なのですが、稚魚に与えてはダメかというとそんなことはなく、全世代のメダカに有効です。
親メダカはもちろん、ものすごい勢いで食べに来ます。
指ですりつぶせる
おすすめの理由は、こちらのエサは顆粒で生タイプというのか柔らかめに出来ているので、与える際に指ですりつぶしやすいからです。
以前は Tetra 社の『テトラ キリミン ベビー 稚魚期のメダカの主食 ベビー用』も与えていたのですが、こちらはフレークタイプなので、指だけでは簡単につぶせないんですよね。
ベビー用とはいえ、生まれたての稚魚にはまだ大きく、すりこぎなどで小さくしなければなりません。
一方でキョーリンの金パッケージは指でわりと簡単に小さくなるので、使いやすい。
指先でこねていると「粒感」が無くなってくるので、そこらでやっています。払い落とした時、水面にあるかどうか分からないくらいの粉です。
下の写真はグリーンウォーターになりきっていない飼育容器。この Hikari のエサで順調に育っています。
難点を挙げるとすれば、つぶす際に指先に匂いが付くこと。気になる方には向いていません。
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