9月に立ち上げた睡蓮鉢で、メダカが次々と亡くなってしまいました・・・
新規立ち上げの睡蓮鉢で多数のメダカを死なせてしまったことは初めてだったので、大変ショックで。
原因を考えてみたのですが、恐らくは水質悪化が発生し、日当たりも大いに関係していたと推察します。
立ち上げから数日後、問題発生
今回、多数のメダカたちが死んでしまったのは9月に立ち上げた睡蓮鉢です(現在10月下旬)。使用しているのはスドーのメダカ鉢18号。水面が広く、メダカを飼いやすい容器です。
ここにチャームさんで購入したメダカたちを12匹と、わが家で生まれた稚魚たち6匹を入れていた。ヒメタニシも6匹入れました。
すると、何事もなかった数日を経て、毎日1、2匹ずつ減っていく・・・ という事案が発生した。
そして4匹ほどが生き残り、以後は死ぬことない状況が継続しています。
メダカの主な死因
メダカの死因は、主に次の5つが挙げられます。
- 水質悪化
- 餓死
- 病気
- 水温(暑い/寒い)
- 酸欠
立ち上げたばかりの睡蓮鉢、との条件から考えると、今回の原因に該当しそうなのが「水質悪化」です。
餓死と病気もなくはないですが、餓死ならばお腹がぺったんこになる、病気ならば身体に白い点やカビのようなものが付く、といった症状が現れます。
しかし死んだメダカたちにそういった症状は見受けられなかった。
秋口なので、水温も考えにくいですし、表面積のある容器なので酸欠もなさそうです。
今回は、お腹が凹むでもなく尻尾やヒレなども通常の状態で死んでいた。となると、急激な水質の変化(悪化)にメダカたちが耐えられなかった・・・と考えられます。
立ち上げ直後は濾過バクテリアが不足
飼育容器の立ち上げ直後はまだ水が最適な状況ではないので、慎重を要します。
飼育水をきれいな状態にしてくれる“濾過バクテリア”がまだ定着しておらず、メダカたちの食べ残しやフンによって水質が悪化しやすいからです。
―濾過バクテリアが十分に発生していれば、水は安定し、メダカたちがそう簡単に死んでしまうことはない。それまでは慎重にしなければならない―
それはよく知っていたので、
9月9日、水を入れる
9月20日、メダカを入れる
と10日以上は空け、さらにパイロットフィッシュとしてまず稚魚を6匹、先行させていたのですが・・・
1週間ほどが経過した後、メダカの死亡が始まってしまいました。
初めてのことだったので、これはショックでした。
その後水換えを多少したこともあってか、死亡ラッシュは止まり安堵。しばらく様子を見る必要がありますが、ひとまずは安定したようです。
太陽の光が有無が差を作った?
実はメダカ死亡が多発した睡蓮鉢より少し前に、もう一つの飼育容器を立ち上げています。
8月31日、水を入れる。
9月4日、チャームさんで購入した水草を植える。
9月16日、ヒメダカを20匹以上投入。
という流れです。
つまり、水を入れてからヒメダカを入れるまで約2週間。しかしそちらは全く死亡は発生していません。個体数も多い=水質悪化につながるフンも多いのに。
何故そのような差が生まれたのか・・・
案外、日当たりによる差ではないか、と考えています。
無事なヒメダカの飼育容器は、一日に数時間、太陽の光が直接当たる。
死亡が発生したメダカの方は、日陰になっていてあまり直接太陽光が当たらない。
太陽が当たることでより早くバクテリアが増え、自然環境に近い水が出来る、これはありえそうです。
だとすると、太陽光の存在は偉大です。
太陽光はアオミドロを発生させ、それはそれで大変なのですが、生き物の健康を守ってくれる。
日当たりのあまり多くない場所で睡蓮鉢を立ち上げる場合は、いつも以上の慎重さが必要なようです。
そして問題が発生した時は、もっと迅速に対処すべきでした。様子を数日見たのが良くなかった。
メダカたちにはヒドいことをしてしまいました。
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