初秋のうちに新しいメダカビオトープを立ち上げておくと、翌年の本格稼働時に順調に進みます。
9月~10月は季候も良く、メダカや植物も良い感じに育ってくれるのでおすすめです。
今回はスドーの『メダカ鉢 黒茶18号』を用いました。
メダカ鉢 黒茶18号のスペック
『メダカ鉢 黒茶18号』はスドーさんが販売している、メダカ専用の飼育鉢です。
直径:54.5cm×高さ:20.8cm
水量:約23リットル
原材料:ポリプロピレン
特徴は、直径が54cmと大きめである点。
メダカには水深よりも水面の広さ(水への酸素の取り込みやすさ)が大事ですので、高さは20cmと浅めでちょうどいいです。
プラスティック製ですが質感は悪くないですね。
軽いので、メンテナンスなどの際に扱いやすいです。
底土を入れて、水を張り、水草植栽
まず置き場所を決めます。
この鉢自体は軽いですが、水を入れると重くて動かしにくくなるので、場所は慎重に決めるのがいいです。
こちらは落葉樹アオダモの株元で夏場に日陰になり、かつ冬は日光が当たりそうな場所を選びました。
水量がそう多いわけでなく、色も黒なので、夏の直射日光が当たると水温上昇の管理が難しいかもしれません。
簡単に水洗いをして、底土を入れていきます。
今回は赤玉土の小粒を使用しました。
容量が23リットルなので、ホームセンターでよく売っている14リットルの赤玉土を1袋入れると6割。水深は10cmくらいになります。
あとは水を張って待つ。
翌日になってカルキが抜ければメダカを投入、といきたいところなんですが、まだメダカたちに優しい水とは言えないので、濾過バクテリアが増えてくるまで1週間ほど待つのが良いでしょう。
最初は土が舞うので濁ってます。数時間経てば、沈んでクリアになります。
アサザが中心のレイアウトに
参考写真(Pixabayより)
こちらのメダカ鉢は、アサザを中心にしたレイアウトにしていこうと計画しています。
アサザはミツガシワ科の浮葉性の多年草で、スイレンに似た外見です。環境悪化に伴い、自生しているものは激減しているとのこと。うちでは園芸種を利用しました。
分かりにくいですが、アサザとトチカガミが混ざって入っています。
小さな四つ葉のクローバーのような植物はデンジソウです。一番奥には、ホームセンターで値引き販売されていたコウホネを植えました。
アサザは繁殖力が旺盛のようなので、この秋のうちにどこまで増えますでしょうか。
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