睡蓮鉢などでホームビオトープを作っていると、次第に様々な生物が訪れるようになります。
なかには歓迎したくない生き物たちもいますが、僕はそんな彼らをできるだけ駆除しないようにしています。
なんといってもビオトープは“生物空間”ですからね!
食害
植物を植えていると、その葉を食べる虫たちがやってきます。昆虫の幼虫たちが多いです。
たとえば、こんな感じ(苦手な方は閲覧注意)。
セスジスズメガの若齢幼虫です。
黒のボディにオレンジの斑点。毒はありません。
葉っぱをモリモリと食べ、裸にしてくれました^^;
おいおい、と思いながらも、仕方ないかな… と。
だがしかしバッタは…
しかし、ただ、バッタはどうしても放置できないんですよね(汗)
お食事中のオンブバッタです。茶色型ですね。
好みの問題ですが、昔からバッタにはバジルやらシソやらを食い荒らされた苦い思い出があり、睡蓮鉢の雑草を食べる姿にも腹が立ってしまう。
見付けたら「ごめんね」と思いつつも摘まみ上げ、遠くへ放り投げています(苦笑)。
数日後にはまた見かけてるので、戻ってきてるんでしょうね。
たっぷり食べてくれたおかげで、土手部分の一部が赤玉土むき出しになり、なんか寂しいので近所の溝から苔たちを採ってきて貼りました。
これはこれで良くなったかな…。
スネール
大量に増えることで、水槽の嫌われもののスネール(サカマギガイ)も、ビオトープ環境では大量繁殖していません。
水質がアルカリ性だと繁殖スピードが増えるらしいのですが、赤玉土が多くて酸性寄りなので増えにくい?
なんにせよ増えまくる様子はないし、ちょっとくらいは苔を食べてくれるだろうし、残餌を食べて水質改善に役立ってくれるし、放置です。
アシナガバチ
夏場は特に、アシナガバチが頻繁に訪れるかもしれません。
うちの睡蓮鉢には、よく水を飲みにやって来ます。
アシナガバチはスズメバチ科なので見た目がいかつく、怖いのですが、性格は大人しく攻撃性も低いです。巣を刺激したり、直接触ったりしなければ刺してきません。
むしろ、ガの幼虫、なかでも厄介なイラガの幼虫を補食してくれる“益虫”なので、来訪は歓迎。アシナガバチが水を飲んでいる時は、こちらは別のことをするなどして、邪魔しないようしてます。
ということで、ホームビオトープにやってくる生き物たちは排除することなく観察したりしています。
ただしバッタだけは退場(笑)。
彼らとの戦い?はこれからも続きます。
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