メダカは小さな身体にかかわらず丈夫で飼育がし易く、飼育容器と水さえあれば飼うことができます。極端な話、バケツに水を張ってメダカを入れれば飼えます。
しかしそれだけでは、メダカたちが元気に長生きするのは難しい。飼い方に問題があり、次々に死なせてしまうこともあります。
メダカが元気で長生きするためのカギとなるのは、なんといっても水です。良い水を保てればメダカは元気ですし、水質が悪化するとメダカは病気になったり、死んだりする。
メダカを元気に飼うためのポイント、それは水を良く保つためのポイントとほぼ同じです。
- 餌を与えすぎない
- バクテリアと水草
- メダカをたくさん入れすぎない
- 愛情をもって注意深く
餌を与えすぎない
餌は、ついたくさん与えてしまいます。
普段は用心深く物陰に隠れているメダカも、餌の時間は食欲が上回るので表に出てきて、懸命に餌をついばむ。
その様子がかわいく、「もうちょっと」「もうちょっとだけ」と与えてしまうんですよね^^;
メダカ(やエビたち)の食べ残した餌が水底に溜まっていくと、水質を悪化させます。亜硝酸なる有毒物質が出来てくるそうです。
餌の与え方は
・2分ほどで食べきる量を
・1日に数度に分けて与える
ホームビオトープなど水草などを植えていて微生物がいる環境なら、メダカたちは何かしら食べているので餌は絶対ではありません。
僕は1日に一度、10秒くらいで食べきる量を何度か入れてます。元気なメダカだとあっという間に食べ尽くしてしまいます。
バクテリアと水草
水質を良好に保つうえで重要になるのは、バクテリアによる水質改善力です。
メダカが排泄するフンや食べ残しは水底に溜まっていきますが、これら有機物は底土に繁殖しているバクテリアによって分解され、後に植物や植物プランクトンが栄養として吸収します。
このバクテリアによる分解と植物による吸収が上手く機能していれば、水換えなどの必要はほとんど必要なくなる。
バクテリアの繁殖しやすい環境を用意する=底土を入れて水生植物を植えることがメダカが元気で暮らすためのポイントです。
メダカをたくさん入れすぎない
メダカを多く入れすぎると、水は汚れやすくなります。これはイメージが沸きますよね。
生物が限られた空間内で暮らす場合、密度が高いほど環境は悪化しやすい。
メダカが増えると必然的にフンも増え、食べ残しも含めた有機物の量がバクテリアの分解能力を超えれば、分解されなかった有機物は水中で腐敗して水を汚します。
また、小さな容器でたくさんのメダカを飼育すると、水中の酸素が不足してしまうようです。
密度は高すぎない方が、生物は健康に生きていけます。
飼育容器は大きなものを使う方が、飼育難易度は下がります。
愛情をもって注意深く
そのままです^^
愛情をもって接していると、メダカは飼育者に近寄ってくるようになります。これがまた嬉しいんですよね。
コメント