わが家のメダカビオトープに植わっている、水生植物たちを紹介します。
マツモは、マツモ科マツモ属の多年草。
「松藻」というとおり、葉は松のような形をしており、全体のフォルムはリスやアライグマの尻尾のようです。
ホームセンターやアクアリウム専門店など、魚を扱っているお店なら確実に入手できるポピュラーな水草です。
丈夫でよく増える
特徴は丈夫で高温にも低温にも耐え、よく増えていくこと。メダカの飼育容器に入れておけば、広い範囲をカバーしてくれます。
上の写真は2019年6月下旬の様子。
こちらが同年9月下旬です。3ヶ月でよく増えているのが分かります。
柔らかな布団のような印象で、茂ったマツモの上をメダカたちが泳いでいる姿はなんともいえない美しさです。
何分でも眺めていられますね~。
根を持っていないので、適当に浮かべておけば伸び広がっていきます。上から眺める屋外のミニビオトープに向いてますね。
増えすぎたなと思えば、お尻側(陽の当たりが悪くて茶色くなっていることが多い)から、ちぎればOKです。
水質改善に役立つ
成長が早いということは、それだけ水中の栄養分を消費しているということですから、マツモがたくさんあることで飼育水の富栄養化を予防できます。
つまり、アオミドロやコケの発生しにくい環境となります。
(ただし、すでにアオミドロが大発生していると、包み込まれてしまう)
また、メダカたち魚類にとって有害なアンモニアや硝酸塩が、マツモを入れることで低下する優れた力があります。
隠れ家・産卵床になる
茂ったマツモは、エビやメダカの稚魚たちの隠れ家にもなります。
時々マツモをチェックしてみると、メダカの卵が産み付けられてまして、産卵床の役割も果たしています。
ということで、栽培が容易で、水質改善に役立ち、産卵床やエビの隠れ家にもなり、お手頃価格でもあるマツモは本当におすすめの水草です。
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