メダカを屋外で飼育していると、発生してくるのがコケ(苔)。ホームビオトープでは、糸状のアオミドロがよく発生します。
コケの素は空気中を漂っているので、発生するのはもう仕方ない。あとはどのようにホームビオトープの循環の中に組み込んでしまうのか、です。
主だったところは手で取り除いていますが、彼らを食べてくれるヌマエビに手伝ってもらうのが見た目にも楽しい。
そこでヌマエビを捕りに行くことにしました。
ヌマエビはそのへんでも暮らしている
ヌマエビ、淡水エビはわりとそのへんでも暮らしています。都会はいないかもしれませんが、地方都市の住宅地~田んぼ周りならいるんじゃないでしょうか。
いつも素通りしている溝に淡水エビがいると知った時は、ええっ、こんなところに!?と驚きました^^
ポイントは溝で一年を通して水が溜まっている部分とか、田んぼの周りで水がせき止められているところとか。
水の流れはないほうがいいです。
そこに藻や雑草が生えていれば、ヌマエビが生息しているかもしれません。
注意!
淡水エビには肉食のスジエビという種もいるらしく、彼らは肉食ゆえにコケは食べてくれない。
凶暴な性格でメダカなどの小魚や小型エビを補食してしまうとのことで、注意が必要です。怖い…。
特徴は透明な身体と7本のスジ、長い手足。
川の堰へ
近所の溝でもいいのですが、今回は子どもたちを連れ、少しだけ足を伸ばして大きめの川の堰?帯工?へ行って来ました。
藻が茂っている部分、草の間、石の下などをガサガサすれば、わりと簡単に捕獲できます。
頑張ってくれました^^
構造物の隙間だけでなく、流れから孤立している河原のよどんでいる部分にも生息しています。
エビの脱皮殻(白い)や死体(赤い)があるので、目安になるでしょう。
子どもたちが頑張ってくれた結果、このような成果に!
ミナミヌマエビ?シナヌマエビ?
額角の長さで判別するらしいですが、どっちなんでしょうか。
用水路や溝は一期一会
田んぼ横の用水路でも、草にエビが群がっているのを見かけました。
ジョギング中だったので、後日捕りに行こうかなと思っていたのですが、忘れていたのは田んぼは稲の生育に合わせて環境が大きく変わること。
用水路も必要に応じて水を溜めたり抜いたりしますから、数日後にはもう水ごといなくなっていました。
近所の溝にもうじゃうじゃ暮らしていたのですが、こちらは溝掃除(草引き)で住処の多くを失い、その後の夏の大雨で流されて消滅…
用水路や溝のエビたちは、見付けたらすぐに捕らないと環境の変化でいなくなってしまいます。
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