小さきことの強み・・・ を最大限に活かした拡大戦略を展開させているのがウキクサ類です。
他の植物たちにひっついて水槽へとやってきては、あっという間に大繁殖してしまう小さな浮遊性の水草たち。小さいゆえに最初は見逃しやすく、また少しならかわいいし好いか、と思わせる外見も備えています。
しかし、彼らの増え方は半端ない。
気がつけば水面をウキクサが埋め尽くしていた・・・という水槽は数知れません。今もきっと、世界中にウキクサとの終わりなき戦いをしている人たちがいることでしょう。
ウキクサ対策はただ一つ、見付け次第に除去。
これしかないです。
ヒメウキクサのようだ
ウキクサと一口に言っても、種類はいくつもあります。一般的なイメージはこちら。米粒くらいのかわいい水草です。
日本のビオトープ界隈で見られるウキクサは、大きく『ウキクサ属』と『アオウキクサ属』に分類されるようです。
違いは、根の数。
数本以上の根があればウキクサ もしくはヒメウキクサで、根が1本ならばアオウキクサやコウキクサなど。
わが家のウキクサは根が複数本ありますから、大きさ・形状・常緑での越冬などの特徴からみてヒメウキクサっぽいです。
まあ細かい分類はなんだっていいですよね。たくさん増える小さな水草ってことは共通してます。
最初から侵入させない
網で掬いにすくっても、残っていればまたあっという間に増殖するウキクサ。
雰囲気自体は水田っぽくなって悪くはないのですが、「この飼育容器はウキクサ不要」というところがあれば、侵入を許さないことで後々楽になります。
もし水面を埋め尽くすほどに増えてしまい、取り除く場合、一つ一つ手作業で取っていきます。
小さな水草なので、道具も小さな方が向いていて、小さめの網か、茶こしなどが便利です。
コメント
エビを入れると食べてくれます。