稚魚

メダカの屋外飼育をしていて、成功させたいのが稚魚を隔離せずとも自然に数を増やしてくれる環境作りです。 そのためには稚魚が親メダカによって捕食されにくい、稚魚が隠れられる場所を作る必要がある。ということで、ほんのわずかですがレイアウトをいじってみました。

卵から生まれた稚魚を成魚にする、メダカ飼育で最高難度のミッションがこれです。ずっと1つの容器で育て続けていると、少なからぬ数の稚魚たちが死んでしまうんですよね。これは飼育容器を複数用意することで、かなり解決できました。

別の容器で無事成長した稚メダカを、どのタイミングで親メダカたちのいる容器へと戻すか。これは基本的に、親メダカたちに食べられないサイズであれば大丈夫です。目安は、逆三角形の体型でミニチュア版になったあたり。

メダカの稚魚を育てるのに非常に適している、グリーンウォーター。文字どおり、グリーン（緑、青）の水ですが、必ずしも緑にはならないし、また色は環境などによって変化するという話です。

メダカの稚魚用にグリーンウォーターを作ろうとしたら、緑ではなく、黄色っぽくなってしまいました。 何故だ･･･。黄色になるのは珍しくないようですが。

5月はメダカたちの産卵シーズン。毎日採取していた卵から続々と稚魚たちが生まれ、飼育容器は赤ちゃんたちでいっぱいになってきました。うじゃうじゃ、といっていいくらいです。

Aquacat さんの Youtube動画に刺激を受け、大型睡蓮鉢でのメダカ飼育を始めて2年目。まだ上手くいかないのが「親メダカと同じ飼育容器で子メダカを増やすこと」です。

成長度の異なる稚魚たちの中から、大きめの子を別容器へと移す場合、その子だけ捕まえるのは案外難しいです。そういう時はプラケースで数匹まとめて掬い、小さい子を抜いていくとやり易いです。

メダカの稚魚を育てていると、どうしても稚魚の間で体格差が生じてきます。異なる体長の稚魚をずっと同じ容器で飼っていると問題が生じてくるので、大きくなった子たちのために新たなグリーンウォーター容器を準備していきます。

メダカの稚魚（以下、針子）をあまり死なせることなく育てたいなら、グリーンウォーターがおすすめです。水道水から始めた水は、3週間を経て、ようやく緑色が増してきました。