メダカの稚魚を育てていると、どうしても稚魚の間で体格差が生じてきます。
最初に孵った針子(生れたての稚魚)は、早く生まれた分だけすでに大きくなっていますし、同時期に誕生した稚魚同士でも大小の差が出てくる。
これはもう、そういうものです。
ただ、異なる体長の稚魚をずっと同じ容器で飼っていると問題が生じてくる。大きくなった子たちのために新たな飼育容器を準備する必要があります。
生存率が上がり、成長も早くなる
稚魚の生存率を上げるために、成長度によって飼育容器を分けるのは有効です。
小さめの容器でたくさんの稚魚をずっと飼っていると、体格の大きな子がさらに大きくなり、小さな子はストレスを受けるようになる。
さらに大きくなると、生れたての稚魚(針子)を捕食するようにもなります。
去年は稚魚を大きさ別に分けずにいて、数を減らしてしまいました。
これを教訓に、今年は体格別に稚魚を分けて育てていきます。
まずは大きな4匹を引越し
こちら、2019年5月末の稚魚用グリーンウォーターです。約3週間前に孵った稚魚たちは1cmほどになり、生まれたての針子との体格差が目立ってきています。
そこでまず、大きくなった子たち4匹を、別の容器へと引っ越すことにしました。
そちらはグリーンウォーターになる途中ですが、それなりにエサを食べられる大きさに育っているので、餓死する危険性は低くなっているでしょう。
大きさ別に分けると、稚魚の成長が早くなるというメリットもあるようです。
大きく育てよ~!
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