【メダカビオトープ】グリーンウォーターで困ったこと

ビオトープ

メダカの飼育に良いといわれているグリーンウォーター。実際に作ってみて、メダカの赤ちゃんを育てるには良い水だと思いました。

水のなかがエサ(植物プランクトン)だらけなので、給餌不要。メダカが元気に育つ。水質も安定。良いことずくめなのですが、悪いことがないってワケでもないんですよね。

まず、透明度が低いのでメダカが見えにくい。
少し潜ると、すぐ姿が消えます。

そして昼間は光合成をして酸素を供給してくれる植物プランクトンだけれど、夜間は逆に呼吸で酸素を消費するので、多量に発生すると酸欠になる。

もうひとつ予想外だったのは、ものすごくアルカリ性になることでした。

  • メダカが見えにくい
  • 増えすぎると夜間に酸欠状態を起こす
  • とてもアルカリ性

グリーンウォーターはアルカリ性

グリーンウォーターがアルカリ性だと知ったのは、偶然でした。
なんとなくpHを計ってみたら、検査液が見たことのない色を示したんですね。

「なにこれ!?」と驚愕しました。

赤玉土を使っている睡蓮鉢では水は酸性寄りになるので、検査液はだいたい中性~弱酸性(黄緑~黄色)です。

それが藍色(苦笑)。pHは10.0くらい行ってますよね。

よくこんなアルカリ性で元気に暮らしているな・・・ 生まれた時からこの水だと、適応してしまうんでしょう。

でも別の容器に移す場合の水合わせは、とても時間がかかります。
稚魚は生後1ヶ月くらいになると、もう成魚に食べられない大きさになります。それで引っ越しをするのですが、pHショックを起こしてしまうので簡単には移せません。

プラケースに入れて1/3ずつ水を入れ換え、入れ換え、結局2日ほどかけて同じpHにしていきました。最後はもう透明でした。

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