大型睡蓮鉢でメダカを飼育しようと思った大きな理由の一つは、自然に似た風景を作れることでした。
土を盛って植物を植え、水際の様子を小さいながらも再現できる。
近所の田んぼへ行ったりして草をもらい、見つからなくて欲しいものは買ったりしながら、自分なりのビオトープを作ってみました。
水草は、最初はわりと闇雲に集めていたのです。
しかし徐々に自分の好みが分かってきた。
そこでここでは2018年度版、好みの水草(雑草)トップ3を発表します!どうでもいいと仰らず(笑)よければ見てください。
デンジソウ
ある方々のご厚意で頂いたのがデンジソウです。
四つ葉のクローバーのようなかたちをしていて、「田」の字のようだから「田字草=デンジソウ」。
かつては普通に見られた水田雑草とのことですが、除草剤などで激減、絶滅危惧種になってるみたいです。
園芸種は専門店で販売されていますね。
除草剤には弱いけれど繁殖力は強く、一株あれば地下茎を横に這わせてどんどん増えていきます。ひと夏あれば、水面を覆う勢いです。
魅力は、その葉の形のかわいさ。
姿から想像がつきませんがシダ類だそうで、花を咲かせることはないのですが、その控えめさがかわいい。
水面を葉が覆うことで、メダカたちの隠れ場所になります。
注意点は、増やしすぎたくない場合は地下茎の延びをチェックしてカットする必要があることです。
タデ
ことわざ「タデ食う虫も好き好き」のタデ(蓼)。
水草でもなく、園芸種でもなく、そこらへんの空き地や道ばたに他の草たちといっしょに自生しています。
このタデの有り様、小さなピンクの花をひっそりと咲かせる姿がとても好きで。Aquacat さんが睡蓮鉢に植えているのを見て、僕も導入しました。
採取場所は、自宅の庭です(笑)。種類はイヌタデでしょうか。道ばたで見付けるものほど、背丈は伸びていません(10cmほど)。
乾燥した土地に生えているのですが、湿気があるとダメかというとそうでもなく、常に水気を含んだ土に植えても枯れることなく育っています。
ピンクの花が良いアクセントとなりますね。
1年草なので11月頃になると枯れますが、こぼれ種からまた来年も花を咲かせてくれるでしょう。
名前不明(苦笑)
名前が分かりません(苦笑)。
田んぼのあぜで採取してきた、よく分からない草です。花を咲かせたところもみたことがない。
でも赤い茎や葉っぱの形、すらりとした全体ラインがとても好みで、植えて良かったと思ってます。
どうでしょう。
秋になると、少し紅葉もします。
名前をご存じの方がおられましたら、ぜひ教えてくださいませ。
これらが植わったビオトープ鉢が、こちらです。
大型睡蓮鉢に近所の田んぼで採取してきた植物を植えると、メダカたちも心なしか元気に泳いでいる感じがします。
緑を見ていると、心も癒やされますしね。
あなたも挑戦してみてください。
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