ある睡蓮鉢から、メダカが少しずつ減り続けていく・・・ という怪現象が夏頃から発生しています。
ほかの睡蓮鉢には見られない、その1箇所だけの現象・・・ なんなのでしょうか。
メダカが減り続けているのは、こちらの睡蓮鉢です。
直径が約80cmの大型睡蓮鉢(水鉢)。
初夏の頃は15匹ほどがいましたが、今は3匹という惨状です。
水質が問題ではない
メダカが次々に死んでいく場合、まず問題を疑うのが水質ですが、こちらは大丈夫だと思います。
1.一気ではなく、少しずつ減っている
2.ヌマエビはいたって元気そう
近所の川で捕ってきたヌマエビは非常に快調そうで、勝手に次々に数を増やしています。ウィローモスやマツモは稚エビだらけ。
エビの方が水質に敏感でしょうから、彼らが元気ということは原因は水ではない・・・と推察できます。
ヤゴの仕業?
トンボの子ども、ヤゴ。水中で待ち伏せ、メダカも補食する。
これが有力ではないかと考えています。
●一気にではなく少しずつ数が減っていくこととのつじつまが合う
●表面積が広めなので、トンボが好みそう
●シラサギカヤツリが植えられているので、トンボが好みそう
実際、このシラサギカヤツリに糸トンボが止まっているところを目撃しています。
クロイトトンボのメスかな・・・?
疑問点は、この糸トンボのヤゴ(1.5cm~2cm)が、3cmくらいあるビッグサイズのメダカたちまでも食することがあるのか、ということ。
この睡蓮鉢には、生後2年になる大きなクロメダカを主に入れていました。
在りし日の様子(涙)
もっと大きなシオカラトンボやナツアカネ、アキアカネだと問題なく成魚メダカを食べるでしょうが、うちは市街地にあり、そういったトンボの類いが飛んでいる姿はほぼ見かけないのが不思議です。
同じく見かけない(と思っている)糸トンボを見付けているので、実はいるのかもしれないですが。
睡蓮鉢の上にはカエデや萩の枝が張っていることから、ヤゴ説の場合はトンボがよく水面を発見したなと思います。
そして前述したように、ヌマエビは小さいのがたくさん元気そうに暮らしている。まずは稚エビのほうが狙われそうなのにな。
(減っても分からないだけか)
じーーっと目をこらして見ていても、この大きな睡蓮鉢、ヤゴを見付けることはまだ出来ていません。
稚エビと見間違えている可能性も(苦笑)。
鳥の仕業?
カラスが食べている可能性は否定できない。
でも羽音とか、気配は感じない。
悪意ある人間?
この睡蓮鉢は道路に面した場所に置いてあるので、通行人からも見えます。
人のメダカを盗っていく悪いヤツがいるかもしれない。
ただ少しずつ減っていることから複数回に分けて盗っていることになり、高級でもないクロメダカにそのようなリスクを冒すのは割に合わないです。
肉食昆虫?
ゲンゴロウ、マツモムシ、タイコウチ、タガメ・・・
市街地なので、トンボと比較にならないほどに考えにくい。
結論:やっぱりヤゴかな
おそらくは、飛来したトンボが水面を見付けて卵を産み、ヤゴが育っているのだと思います。
かわいいメダカたちが減ってしまうのは残念ですが、この市街地の中にトンボを育む場所があるのも悪くないかな・・・
来年はすだれを立てかけてみたりするかもしれません。
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