【メダカビオトープ】うちで植えている水生植物(水田雑草)

トロ船、睡蓮鉢でメダカを飼育するビオトープを作る場合、水生植物を植えます。見た目が良くなりますし、水の中にある栄養分を吸収して育つことで水質浄化が期待できるからです。

  • 見た目が良くなる
  • 水質浄化
  • メダカが隠れ家となり喜ぶ

一石三鳥ですね^^

うちの大型睡蓮鉢とトロ船に植わっている植物を紹介します。

ビオトープの植物といえばスイレンが代表格ですが、ちょっと僕の趣味とは異なる。雑草といわれるような、素朴なタイプが好みなのです。

大半は、近くの田んぼやあぜ道で採取してきたものです。欲しかったけれども見つからなかったものは、ショップで購入しました。

水田雑草たち

メダカビオトープをするようになってからは、近所の水田の様子にすごく敏感になりました。以前は素通りしていた田んぼに、何が生えているのか気になって仕方がない(笑)。

初夏の頃に採取したのはこれらの草、いわゆる水田雑草と呼ばれる草たちです。

オモダカ

わりとよく見かけました。そして何本かをいただき、植えてみました。

矢尻のような独特な形の葉が特徴。時折咲かせる小さくて白い花が可憐です。

コナギ

代表的な水田雑草です。
葉の形はたまご型だったり、ハート型だったり。ミズアオイ科ということで、夏頃にホテイアオイに似た青紫の小さな花を咲かせます。

これらオモダカとコナギは、最初見付けた時は「これか!」と心弾んだのですが、すぐに珍しくもなくなってしまいました。

セリ

春の七草の一つで、七草がゆとして食用になるセリ。近所の田んぼで見付けたのですが、おそらくセリで合ってると思います。

コナギやオモダカより、こういう姿形の草が好きです。

セリは非常に丈夫で、根っこさえあれば芽を出すようで・・・ 茎を横に伸ばし、根を生やし、範囲を拡大していきます。油断すると群生するので、注意が必要なようです。

今年は夏に採ってきましたが、大きくはならず。来年どうなるか、楽しみでもあり怖くもあります^^;

ヘラオモダカ

水田や湿地に発生する雑草ですが、うちの近所では全然見かけませんでした。よってショップで購入。
葉が矢尻型のオモダカより、その名のとおりに平たいこちらヘラオモダカの方が好みです。

ナガバオモダカ

こちらはヘラオモダカに葉の形が似ていますが、北アメリカ原産の外来種。
非常に繁殖力が強く、地下茎を延ばして増えていきます。

ホームセンターで売れ残りを値切り、大特価で買ってきたのですが(200円くらい)、しばらく放置した後に植えようと土を取ってみたら、小さな株がうじゃうじゃ出来ていました。怖いくらい(笑)

繁殖力の強さゆえ、捨てられたものが帰化して固有種を駆逐してしまいますので、絶対に流出しないように注意する必要があります。

たっぷり増えても良いように、メインの大型睡蓮鉢とはまた別の睡蓮鉢に植えました。どれくらい生い茂るか、来年が楽しみです。

トチカガミ

田んぼには生えておらず、購入。
丸みを帯びたハート型のような葉。横に茎を伸ばして広がり(ほふく茎というそうです)どんどん増えて水面を覆います。葉の裏に気嚢(きのう。浮き袋)があるのが特徴です。

7~10月に白い花を咲かせるそうですが、うちではまだ見たことがありません(汗)。

ウリカワ

近所の田んぼに群生していたので、数株をいただいてきました。白い花がかわいい。多くの県で絶滅危惧種に指定されているようです。

オモダカ科で、背丈もあまり大きくならずにホームビオトープで使うには優れた植物。今年はちょっと邪険に扱ってしまったので、来年は丁重にお迎えしようと思います。

ウキクサ

他の植物に付くなどしていつの間にやらやって来て、あっという間に水面を覆い尽くす米粒ほどの小さな草です。

あるだけで田んぼっぽくなるので、そういう環境を再現したいなら別ですが、一度増えてしまうと取り除くのは困難。
最初から入れない方がいいですし、見付け次第取り除くことをおすすめします。

上の写真では、少し大きめのアマゾンフロッグピットもよく増えます。

雑草たち

ホームビオトープの一部に土を盛り上げ、湿った土手を作ると、異なった種類の植物や生き物が暮らすエコトーンができます。

うちの大型睡蓮鉢ではエノコログサやタデ、チドメグサ、カタバミなどを自宅庭やそのへんの空き地、側溝から取ってきて植えています。

エノコログサ

いわゆる猫じゃらしです。なんか好き。
根元が水に浸っていても、枯れません。

タデ

タデもなんか好きです。
ピンクの花が控えめでかわいく、ホームビオトープのアクセントになります。

チドメグサ

近所の側溝で、コケと一緒に生えていたものを採取。自宅環境では勢いを落としますね・・・。

あぜ道で採取してきた草たち

好みの雑草が各種育っているあぜ道があったので、幾つかもらってきました。

そのうちの何割かはバッタに食べられてしまったので、側溝で採取した苔を植え付けています。

【メダカビオトープ】2018年版:好きな水草(雑草)3つはこれ

大型睡蓮鉢でメダカを飼育しようと思った大きな理由の一つは、自然に似た風景を作れることでした。

土を盛って植物を植え、水際の様子を小さいながらも再現できる。
近所の田んぼへ行ったりして草をもらい、見つからなくて欲しいものは買ったりしながら、自分なりのビオトープを作ってみました。

水草は、最初はわりと闇雲に集めていたのです。
しかし徐々に自分の好みが分かってきた。
そこでここでは2018年度版、好みの水草(雑草)トップ3を発表します!どうでもいいと仰らず(笑)よければ見てください。

デンジソウ

ある方々のご厚意で頂いたのがデンジソウです。
四つ葉のクローバーのようなかたちをしていて、「田」の字のようだから「田字草=デンジソウ」。

かつては普通に見られた水田雑草とのことですが、除草剤などで激減、絶滅危惧種になってるみたいです。
園芸種は専門店で販売されていますね。

除草剤には弱いけれど繁殖力は強く、一株あれば地下茎を横に這わせてどんどん増えていきます。ひと夏あれば、水面を覆う勢いです。

魅力は、その葉の形のかわいさ。
姿から想像がつきませんがシダ類だそうで、花を咲かせることはないのですが、その控えめさがかわいい。
水面を葉が覆うことで、メダカたちの隠れ場所になります。

注意点は、増やしすぎたくない場合は地下茎の延びをチェックしてカットする必要があることです。

タデ

ことわざ「タデ食う虫も好き好き」のタデ(蓼)。
水草でもなく、園芸種でもなく、そこらへんの空き地や道ばたに他の草たちといっしょに自生しています。

このタデの有り様、小さなピンクの花をひっそりと咲かせる姿がとても好きで。Aquacat さんが睡蓮鉢に植えているのを見て、僕も導入しました。
採取場所は、自宅の庭です(笑)。種類はイヌタデでしょうか。道ばたで見付けるものほど、背丈は伸びていません(10cmほど)。

乾燥した土地に生えているのですが、湿気があるとダメかというとそうでもなく、常に水気を含んだ土に植えても枯れることなく育っています。
ピンクの花が良いアクセントとなりますね。

1年草なので11月頃になると枯れますが、こぼれ種からまた来年も花を咲かせてくれるでしょう。

名前不明(苦笑)

名前が分かりません(苦笑)。
田んぼのあぜで採取してきた、よく分からない草です。花を咲かせたところもみたことがない。
でも赤い茎や葉っぱの形、すらりとした全体ラインがとても好みで、植えて良かったと思ってます。

どうでしょう。
秋になると、少し紅葉もします。

名前をご存じの方がおられましたら、ぜひ教えてくださいませ。

これらが植わったビオトープ鉢が、こちらです。
大型睡蓮鉢に近所の田んぼで採取してきた植物を植えると、メダカたちも心なしか元気に泳いでいる感じがします。
緑を見ていると、心も癒やされますしね。

あなたも挑戦してみてください。

【メダカビオトープ】稚魚の冬越しをグリーンウォーターで挑戦する

メダカの飼育に向いているグリーンウォーター。
エサになる植物プランクトンが大量にいることで、人口飼料が口に入らない小さな稚魚(針子)が暮らすのにとても向いている水です。

このグリーンウォーターは、メダカの冬越しにも向いているらしく。小さなメダカたちはこのグリーンウォーターで冬越しさせようかと思っています。

グリーンウォーターは冬越しにも良い

季節も11月中旬、風も水も冷たくなってきました。
トロ船で飼育しているメダカたちは、ちょっとした防寒の工夫をする予定。
大型睡蓮鉢はそのままで頑張ってもらいます。

ここは兵庫県南部ですし、大人メダカはなんとか冬を乗り切れる。メダカは寒さに強い方で、0℃でも頑張って生き延びてくれます。

問題は初秋に生まれて大きくなっておらず、十分な体力のない稚魚たちです。
自然淘汰を仕方なしとしないのであれば、守ってあげなければならない。1cmに満たない針子たちは越冬中に力尽きるといわれています。

水温が15℃を下回る頃から、エサを食べる量が減ってくるメダカたち。
10℃を切ると活動自体が鈍くなり、エサも食べなくなります(消化能力が低下)。でも絶食するわけでなく、冬でも多少の食べ物は摂取します。

冬越しにもグリーンウォーターが良いのは、水中に消化の良い植物プランクトンがたっぷりいることで、寒くて水底でじっとしている間も無理なく栄養を取り込めるからです。

水温変化が少なくなる大きめの容器でグリーンウォーターを作り、冬越しさせることでメダカの生存率は高くなります。

引っ越させるか、迷う

11月中旬・薄曇りの日・正午過ぎの稚魚用発泡スチロール容器の水温は水底付近が17.0℃、浮いてるホテイアオイ下は17.7℃でした。

隣りにある、同じく日当たりの良い大型睡蓮鉢は19.1℃。さすがに水量があるので高いです。

迷うのは、
■ 大きくて水温変化の少ない睡蓮鉢に移すのか
■ 小さいけれど栄養たっぷりのグリーンウォーター容器でいくのか

もっと大きくて深い発泡スチロールにしておけばよかった、と悔やんでも時は遅し。

おそらくは小さなグリーンウォーター容器を、室内に入れるんじゃないかな… と思います。
1cm程度に育っている子は、大型睡蓮鉢に移すかもしれません。

まだ水温が17℃あり、メダカたちはエサを食べるので、今のうちにできるだけ栄養を蓄えてもらい、身体を大きくさせて冬に臨む。
水質が悪化しないよう、やり過ぎないようにしないといけません。

【メダカビオトープ】グリーンウォーターで困ったこと

メダカの飼育に良いといわれているグリーンウォーター。実際に作ってみて、メダカの赤ちゃんを育てるには良い水だと思いました。

水のなかがエサ(植物プランクトン)だらけなので、給餌不要。メダカが元気に育つ。水質も安定。良いことずくめなのですが、悪いことがないってワケでもないんですよね。

まず、透明度が低いのでメダカが見えにくい。
少し潜ると、すぐ姿が消えます。

そして昼間は光合成をして酸素を供給してくれる植物プランクトンだけれど、夜間は逆に呼吸で酸素を消費するので、多量に発生すると酸欠になる。

もうひとつ予想外だったのは、ものすごくアルカリ性になることでした。

  • メダカが見えにくい
  • 増えすぎると夜間に酸欠状態を起こす
  • とてもアルカリ性

グリーンウォーターはアルカリ性

グリーンウォーターがアルカリ性だと知ったのは、偶然でした。
なんとなくpHを計ってみたら、検査液が見たことのない色を示したんですね。

「なにこれ!?」と驚愕しました。

赤玉土を使っている睡蓮鉢では水は酸性寄りになるので、検査液はだいたい中性~弱酸性(黄緑~黄色)です。

それが藍色(苦笑)。pHは10.0くらい行ってますよね。

よくこんなアルカリ性で元気に暮らしているな・・・ 生まれた時からこの水だと、適応してしまうんでしょう。

でも別の容器に移す場合の水合わせは、とても時間がかかります。
稚魚は生後1ヶ月くらいになると、もう成魚に食べられない大きさになります。それで引っ越しをするのですが、pHショックを起こしてしまうので簡単には移せません。

プラケースに入れて1/3ずつ水を入れ換え、入れ換え、結局2日ほどかけて同じpHにしていきました。最後はもう透明でした。

【メダカビオトープ】メダカの赤ちゃん用にグリーンウォーターを作る

メダカの飼育に良いといわれるグリーンウォーター。僕が関心を持ったのは、初めて稚魚がかえった時でした。

針子と呼ばれる、生まれたての稚魚はとても小さいので、成魚用のエサは小さくすりつぶさないと食べることができない。

せっかく生まれた針子たちが餓え、次々に☆にしてしまったことが何度もあったのです。

針子たちの生存率を高める方法はないのか。調べた結果、グリーンウォーターが良いということで早速作ってみることにしました。

グリーンウォーターって何?

グリーンウォーター。緑の水。
その名が示すとおり、植物プランクトンが大量に発生・繁殖し、緑色になった水のことです。

畑に置いてある水瓶の中の、緑になった水。
ため池の緑の水。
流れがなく、陽の当たる場所に溜まっている水は、よくこのグリーンウォーターになっています。
あまりキレイな印象のない水ですよね(苦笑)

空気中には植物プランクトンが漂っているので、溜置かれた水には植物プランクトンが暮らすようになります。
そこが日光が当たり、植物プランクトンを摂取するものが少ない場所なら、光合成を行いつつどんどん増えていく。大量に繁殖すれば、緑水の完成です。

温かい春以降なら、10日~2週間もあれば良いグリーンウォーターになります。

どうしてグリーンウォーターがメダカに良いのか

グリーンウォーターがメダカを飼ううえで良いのは、植物プランクトンがメダカの餌となるからです。

稚魚だけでなく、成魚メダカも植物プランクトンを食べて生きています。わざわざ人工のエサを食べずとも、エサの中で暮らせれば、成長も早く元気になりますよね♪

それに植物プランクトンは“植物”というだけあって、バクテリアがアンモニアを分解した時にできる硝酸塩をエサとして増えます。
水質の浄化にも役立ってくれるので、少しずつ水換えをしたり足し水をしていれば、メダカが暮らしていくことが可能です。

いいことだらけですね。

室内の水槽で育てるより、屋外のグリーンウォーターの方が早く大きくなりますし、生存率も上がります。

グリーンウォーターの作り方

ではさっそく、グリーンウォーターを作ってみましょう。

方法は簡単。
水を容器に汲み、日光の当たる場所に置く
そして待つ。
以上^^

ポイントは植物プランクトンがしっかりと光合成を行えるよう、太陽の光が当たる場所に容器を置くことです。ここ、重要。

また、植物プランクトンが増えるための栄養素を食べてしまう生体がいる場合は、エサがないのでなかなかグリーンウォーターにならないようです。

赤玉土や砂利が多くあるとバクテリアが増え、植物プランクトンを食べてしまうので、グリーンウォーターを作る場合は入れません。

水草も植物プランクトンのエサとなる硝酸塩を吸収してしまい、グリーンウォーターになりにくいようです。僕の経験では、小さなホテイアオイくらいなら緑になりました。

あとはそう、水温です。
植物プランクトンは水温が低くなると増えにくいので、春から秋くらいでないと出来てきません。

  • 光合成のために日光に当てる
  • 水草は入れない
  • 濾過材(赤玉土、砂利など)を入れない
  • 低くない水温

プラスティック製の容器に水を入れ、日光の当たる場所に置きました。何故か少量入れてしまった赤玉土(汗)

同時に卵も入れてあるので、孵化する前にグリーンウォーターになってくれるよう祈っての立ち上げです。

約2週間後です。だいぶグリーンウォーターになってきました。針子も次々に生まれています。

約3週間後。立派なグリーンウォーターになり、針子たちも元気に育っています。
容器の色が濃いので、緑も濃く見えます。
実際、少し濃いめかも。もう少し水換えをした方が良かったように思います。

実はこのグリーンウォーターで飼育していた針子たちのうち、おそらく半分くらいは☆にしてしまいました(涙)ごめんな。

原因は濃くなりすぎたことによる夜間の酸欠?
別の容器でもグリーンウォーターを作っておき、大きくなった稚魚から引っ越しするなどした方がよかったかもしれません。
来年への課題です。

【メダカビオトープ】コケを食べてくれるヌマエビを捕りに行こう!

メダカを屋外で飼育していると、発生してくるのがコケ(苔)。ホームビオトープでは、糸状のアオミドロがよく発生します。

コケの素は空気中を漂っているので、発生するのはもう仕方ない。あとはどのようにホームビオトープの循環の中に組み込んでしまうのか、です。

主だったところは手で取り除いていますが、彼らを食べてくれるヌマエビに手伝ってもらうのが見た目にも楽しい。

そこでヌマエビを捕りに行くことにしました。

ヌマエビはそのへんでも暮らしている

ヌマエビ、淡水エビはわりとそのへんでも暮らしています。都会はいないかもしれませんが、地方都市の住宅地~田んぼ周りならいるんじゃないでしょうか。

いつも素通りしている溝に淡水エビがいると知った時は、ええっ、こんなところに!?と驚きました^^

ポイントは溝で一年を通して水が溜まっている部分とか、田んぼの周りで水がせき止められているところとか。
水の流れはないほうがいいです。
そこに藻や雑草が生えていれば、ヌマエビが生息しているかもしれません。

注意!
淡水エビには肉食のスジエビという種もいるらしく、彼らは肉食ゆえにコケは食べてくれない。
凶暴な性格でメダカなどの小魚や小型エビを補食してしまうとのことで、注意が必要です。怖い…。
特徴は透明な身体と7本のスジ、長い手足。

川の堰へ

近所の溝でもいいのですが、今回は子どもたちを連れ、少しだけ足を伸ばして大きめの川の堰?帯工?へ行って来ました。

藻が茂っている部分、草の間、石の下などをガサガサすれば、わりと簡単に捕獲できます。

頑張ってくれました^^

構造物の隙間だけでなく、流れから孤立している河原のよどんでいる部分にも生息しています。
エビの脱皮殻(白い)や死体(赤い)があるので、目安になるでしょう。

子どもたちが頑張ってくれた結果、このような成果に!

ミナミヌマエビ?シナヌマエビ?
額角の長さで判別するらしいですが、どっちなんでしょうか。

用水路や溝は一期一会

田んぼ横の用水路でも、草にエビが群がっているのを見かけました。
ジョギング中だったので、後日捕りに行こうかなと思っていたのですが、忘れていたのは田んぼは稲の生育に合わせて環境が大きく変わること。
用水路も必要に応じて水を溜めたり抜いたりしますから、数日後にはもう水ごといなくなっていました。

近所の溝にもうじゃうじゃ暮らしていたのですが、こちらは溝掃除(草引き)で住処の多くを失い、その後の夏の大雨で流されて消滅…

用水路や溝のエビたちは、見付けたらすぐに捕らないと環境の変化でいなくなってしまいます。

【メダカビオトープ】アオミドロへの対処法

屋外でメダカを飼っていると、太陽光の作用により、次第にコケ(苔)が繁殖してきます。これはもう、防ぎようがない。どこからともなくやって来て、自由に増えていく、それがコケです。

コケには様々な種類があります。
ビオトープでよく育つのが糸状のコケ、アオミドロです。

その名のとおり、ドロッとしている。
見栄えが良くないですし、時々メダカも絡まっているし… ゼロにするのは無理でも、少なくできれば嬉しい。

アオミドロへの対策は幾つかあります。
僕がやっているのは次の3つです。

  • 餌をやる過ぎない
  • アオミドロを食べる生き物を入れる
  • 遮光する

アオミドロが発生するのは富栄養

アオミドロはとてもポピュラーなコケです。
よく見かけるのは、流れない水があるところ。
富栄養な田んぼによく繁殖しています。
流れのある用水路では見かけません。

睡蓮鉢などのホームビオトープは基本的に流れがないので、アオミドロにとっては過ごしやすい環境です。

では、日光が当たって流れのない容器内だと必ず発生するのか、というとそうでもなく、グリーンウォーターにしている容器にはアオミドロは見られません

その違いは、というとまず思い浮かぶのはビオトープ内の富栄養。

生体の飼育数が多かったり、餌の量が多かったりすると、水の中に窒素やリン酸といった成分が増えてきます。
窒素、リン酸といえば、カリウムと並ぶ肥料の三大要素。植物が吸収しきれない分は、コケの栄養となります。

餌をやりすぎないことが、アオミドロを増やさないために大事です。

アオミドロをどうやって取り除こう?

ドロッとしたアオミドロをどうやって取り除いていくか。僕がやっている方法は2つです。

  • 手で取る
  • ヌマエビなどの生体を入れる

まずは日々の手による除去です。
メダカを観察しつつ、伸びているアオミドロを発見すれば取る。たっぷり取れた時は爽快感すらあります^^;

しかし細かい部分は取り切れないので、コケを食べてくれる生体の導入です。

コケ取りで有名なのはヌマエビ。
ヤマトヌマエビがよく食べるそうなのですが、僕はそこらへんの用水路や河原で採取したヌマエビを入れています。
ミナミヌマエビかもしれませんが、よく調べてないので分かりません(笑)

ヌマエビは、思いのほかそのへんの用水路で生きています。藻類が生えているところをよく見れば、発見できるかもしれませんよ^^

タニシもまたアオミドロをよく食べてくれるので、おすすめの生き物です。

光を遮る

アオミドロも植物ですから、日光がストレートに水中に届くよりも遮られる方が繁殖力は落ちます。

夏は水温上昇を防ぐためにも、よしずなどを立てかけると良いですし、浮遊性の水草があると遮光してくれます。
水草には水中の栄養を吸収してくれる効果もあり、メダカの隠れ家にもなります。

【メダカビオトープ】赤玉土を使う4つの理由

ホームビオトープでメダカを飼育する場合、容器の底には土や砂利などを敷きます。その目的はバクテリアを繁殖させ、水を浄化するためです。

土や砂利。
どちらを入れるべきか。
僕は aquacat さんにならい、赤玉土を使っています。

その理由は、

  1. 赤玉土が粒が多孔質でたくさんのバクテリアの住処となり水質が安定すること
  2. 植物の根張りにも良いこと
  3. 栄養分が含まれていないこと
  4. お手頃価格

です。

水質を安定させる

メダカを飼育する上で重要、かつ大変なのは、メダカたちの命といえる水を良好に保つことです。理想は、水換えをできるだけ行わないこと。飼育容器内で水質浄化のシステムが回せれば完璧です。

そのために重要なのは、バクテリアが棲むことで亜硝酸塩やアンモニアといった有害物質を分解してくれること。
多孔質な赤玉土ならバクテリアが棲み着きやすく、水質が安定します。
大型の睡蓮鉢にたっぷりと土を入れる aquacat 方式により、より水質の安定が望めると思います。

実際、大型睡蓮鉢ビオトープを立ち上げて以降、足し水だけで水換えはしていません。そして水はきれいに澄んでいます。

赤玉土を使うことで、水は弱酸性になります。

植物の根張りが良い

僕は大型睡蓮鉢に自然の風景を再現する、近づけることを目標としていますので、植物(多くは雑草)を植えています。

そのためにはやはり、砂利よりも土が良いんじゃないかと。砂利でも根を伸ばしますが、張るとなると難しい。
土にしっかりと根を張った植物は、それだけ元気に育ちます。園芸用で小粒の赤玉土を使えば、根張りも良くなるでしょう。

また、水草(雑草)を植えることで水質も良くなります。

バクテリアがアンモニアを分解し、作られた硝酸塩を、植物は窒素として吸収してくれるんです。
良いことだらけの植物なので、赤玉土に植えて風景を楽しみましょう。

栄養素が含まれていない

赤玉土には、ほとんど栄養分(肥料)が含まれていない、これも重要です。

屋外でメダカを飼育する場合、太陽光はプラスにもなり、少しマイナスにもなります。

デメリットは太陽光によって植物プランクトンが元気になり、苔が大繁殖すること。厄介なアオミドロがそこらじゅうにはびこります。

これを助長しないために、土には栄養分の入っていない赤玉土が活躍します。

同じ土で、ビオトープに良いといわれている荒木田土(田んぼの土)は窒素やリンが大量に含まれているため、水質が悪化し、あっというまにアオミドロに覆われるんじゃないでしょうか。

野生メダカの生息環境である田んぼには稲がびっしり植えられ、栄養分を吸収していきます。稲によって太陽光が遮られ、光合成も防ぐ。
そうでもないホームビオトープでは、リスクが高いと思います。

富栄養化を防ぐ、これはホームビオトープ環境を良好に保つうえで非常に重要な要素です。

お手頃価格

ここも重要^^
大型の睡蓮鉢をメダカの飼育容器とする場合、土も多量に入りますから、ホームセンターで手軽に入手でき、かつお手頃価格の赤玉土は財布に優しいです。

 

大型睡蓮鉢のメダカ飼育は水換え不要、差し水だけでOK

睡蓮鉢などでメダカを飼育する場合、気になるのは水換えじゃないでしょうか。

魚にとっての水は、人間にとっての空気と同じで、これが汚れていると健康を害します。魚たちが健康で暮らすためには、水質が良くなければならない。

ただし太陽光が作用する屋外でのメダカ飼育に関しては基本的に水換えは不要で、差し水をすれば大丈夫だと僕は考えています。

条件はあります。

  • 太陽光
  • 水草を入れる
  • 土(砂利)を入れる
  • 餌をやりすぎない

です。

微生物と植物が水質を浄化する

何故水換えが必要になるかというと、水質が悪化するからです。

生物はフンや尿を排出しますが、アンモニアが生物には有害です。アンモニアが溜まると、魚は死んでしまう。

そこでアンモニアを分解するのがバクテリアです。バクテリアはアンモニアと亜硝酸塩を食べ物とし、硝酸塩に分解していきます。
硝酸塩はもう分解されないのですが、植物が窒素酸化物として吸収してくれるんですね。

よく出来ていますよね。
本当に自然の仕組みには感心します。

このバクテリアが繁殖するのが、赤玉土など多孔質な物質です。ごつごつ、凸凹した物質。
なのでメダカの飼育には赤玉土、もしくは凹凸の多い砂利を多めに入れることが重要です。

そして植物もできればたっぷり入れる
水草はメダカたちの隠れ場所にもなり、落ち着いて暮らす環境を提供してくれます。

餌を与えすぎない

バクテリアが繁殖することで、睡蓮鉢やトロ船といったホームビオトープ内には水質浄化のサイクルが作られていきます。

とはいえ、本来の自然と異なり、容器はとても小さい。完全にはほど遠いので、ある程度の配慮が必要になります。

それが餌を与えすぎないことです。

日光の当たるビオトープ環境においては、水中に植物プランクトンや微生物が繁殖し、メダカたちはそれらを餌にすることができます。

なんなら餌をまったく与えなくても、生きていける。

とはいえ餌なしだと飼育できるメダカの数も減りますし、痩せてくるので、健康に卵を産んでほしい僕は一日に一度ほど餌を与えています。
餌に群がってくる姿は、かわいいですしね。つい見入っちゃいます^^

ただ、与えすぎて水中に沈んでしまうと、水質を悪化させてメダカたちの死亡要因となります。
2分ほどで食べきれる量だけを与えるようにしましょう。

足し水の仕方

屋外でメダカを飼っていると、飼育容器の水が自然に毎日減っていきます。夏も冬も減ります。そこで減ったぶんの水を足していくわけです。

足し水には水道水を汲み置きしておいたものを使っています。

理由は、水道水には消毒用のカルキ(塩素)が含まれていて、メダカやエビなどはこのカルキが有害だから。
カルキは屋外で一日放置することで消えます
僕はバケツなどに水を汲んでおき、ビオトープに足し水をしたらまた汲んで放置することを繰り返しています。

市販のカルキ中和剤を使うのもひとつの方法ですね。

睡蓮鉢などへの入れ方は、ジョウロを使ってます。一気に入れてしまうと土が舞い上がるので、ジョウロを使うなどして、少しずつ足していくようにしましょう。

足し水をすることで新しい水がビオトープ内に入り、多少の水質改善にもなるんじゃないでしょうか。

タニシ様が有能

水質浄化には、タニシも活躍してくれます。

せっせと苔を食べ、大繁殖しないことで、ビオトープの密かな人気者となっているタニシさん。彼らの偉大さは苔や餌の食べ残しを食べてくれるのみならず、水質まで浄化するスーパー能力があることです。

説明は省きますが、タニシは植物プランクトンを摂取して水質の浄化・改善をしてくれる。
メダカとの相性も良いですし、導入をおすすめする生物です。

大型睡蓮鉢の水の安定性

赤玉土を使い、水草を植えても、小さな容器ではどうしても水質浄化のシステムを安定させるのは難しくなります。

その点においても、大型睡蓮鉢を導入して良かったと思っています。

たっぷりの赤玉土を使うことで大量のバクテリアが生息できるようになり、多くの植物の力を借りることが可能になり、水も多いのでいきなり汚れない。水質が悪化しにくい。

おすすめします。