【メダカビオトープ】マツバイが増えてきた。2019年5月中旬のビオトープ

5月も中旬になると、日差しはもう夏。睡蓮鉢の水温も、場所によっては昼間は30℃になります。

メダカたちは元気いっぱい。産卵シーズンに入っているので、ウィローモスを指で探ると毎日新しい卵が見つかりますね。

マツバイが生えてきた

昨年の晩夏に購入し、植えていたマツバイ
当時はまだ根が張っておらず、アオミドロを除去する際にほとんどが抜けてしまいました。それでまた新たに買う必要があるな・・・と思っていたら、ちらほらと芽吹き、少しずつ勢力範囲を拡大しています^^

夏を迎える頃には、緑のじゅうたんになっているか?
楽しみです。

アカバナユウゲショウ開花

名前は分からないけれども、有り様がなんか好きだと言っていた植物の正体が判明。
「アカバナユウゲショウ」でした。

判別できた理由は、その花です。
春になり、去年よりもひときわ高く成長したと思ったら、ピンクのかわいい花を咲かせた。ジョギングしていると道ばたで見かける花でした。

からからに乾いた空き地から、ずっと湿り気のある環境まで大丈夫の適応力。

草丈はおよそ50cm。高いです^^

5月から9月にかけて花を咲かせるということで、長く睡蓮鉢を彩ってくれそうです。

成長する水生植物たち

土手や水際の植物たちは、どんどん元気に育ってきています。
でもメダカの稚魚が泳いでいる姿は見かけず、稚魚が親たちに食べられることなく成長するためには、もっと隠れ家が必要なようです。

石に無造作に置いていたコケは活着し、小さな植物が生えてきました。こういった変化が楽しいです。

もう一つの睡蓮鉢

穴を修復した大型睡蓮鉢は、水漏れすることなく順調にメダカビオトープになってきています。

パイロットフィッシュとして入れた7匹のメダカたちは健康な様子で、食欲旺盛。気持ちよさそうに広いスペースを泳ぎ回っています。

水草はマツモウィローモスが入っている程度で、まだ少なめ。近所のホームセンターでシラサギカヤツリが半額だったので植えました。

立ち上げた当初よりも、水の透明度が少し下がった印象。濾過バクテリアが増え、植物も増えてくれば、再びクリアになってくるでしょうか。

【メダカビオトープ】グリーンウォーター作成中。2週間経過し、少しずつ緑色に

メダカの稚魚(以下、針子)をあまり死なせることなく育てたいなら、グリーンウォーターがおすすめです。

緑色の元である植物プランクトンが針子たちのエサになり、一番の死因である「餓死」を回避することができるからです。

針子は口が小さいので食べられるものが限られ、身体も小さいので小まめにエサを与えないと弱ってしまう。水自体が食べ物なら、飢えません。

作るのに時間がかかる

グリーンウォーターを作ることは難しくありません。
・手頃な容器に水を入れて、
・日当たりの良い場所に置き、
・そして水が緑になってくるのを待つ。

ただし、一から作るには2週間ほどの時間が必要になるので、「赤ちゃんが生まれた!緑水はやく!」と焦る前に準備をしておく必要があります。

上の写真はゴールデンウィーク(GW)にグリーンウォーター(GW)作成を始めてから1週間ほど経過した容器ですが、まだまだ透明。
中にはすでに採取した卵が数個入っていて、このままだと間に合わない、と焦っています。

そしてこちらが、さらに6日間が経過した容器。
ようやく、少し緑がかってきました!

植物プランクトンのエネルギー源(硝酸塩など)を供給することで、ちょっとでも早くグリーンウォーターになるよう、別の睡蓮鉢(緑水ではない)から飼育水を少し足した効果があったか。

出来上がっているグリーンウォーターを種水にすれば、早く緑になっていきます。

卵はすでに孵化を始めていて、10匹ほどが生まれました。グリーンウォーターになっていないので、毎日数回、人工飼料を指ですり潰しては与えています。

針子のフンや、エサの食べ残しが植物プランクトンの食料となることで、グリーンウォーター化が促進されると期待。

まだ餓死している様子はなく、このままなんとか上手くいってほしいです。

 

【メダカビオトープ】卵を採取して、グリーンウォーター(未完成)へ

産卵シーズンに入ったメダカたちの卵を採取し、人為的に稚魚育成用の飼育容器へと移します。稚魚を育てるのは、成功率の高くなるグリーンウォーターです。

卵を採取する

わが家のミニビオトープでは、メダカたちは水中の植物に卵を産み付けます。

自作の産卵床も浮かべているのですが、人気はやはり、天然のウィローモス(水生コケ)。時々モスを探ってみると、卵を見付けられます。
産卵床は毎日チェックしますが、こちらに卵が付いているのは稀です。

上の写真は、ウイローモスに付いていた卵を採って、産卵床に付けて撮影したものです。2つ写っているのが分かりますでしょうか。
上側の卵はすでに目が現れていて、撮影中にくるくると動いていました(急いで撮って、水へ!)。

ウィローモスに付いている

参考までに、メダカが卵を産み付けるのは次のような場所です。

水際のウィローモスが生えているところ
浅瀬部分にもありますし、土手と石の間にもよく付いてます。ここに写っていないウィローモスも人気ですね。

浅瀬部分の拡大写真。

土手と石の隙間。
産み付けスポットはたくさん用意してます。

下の写真は、5月上旬のメイン飼育容器の様子です。
暮らしているメダカたちは、20匹ほど。

グリーンウォーター作成中

今年はメダカから卵を強制的に採取することなく、自然繁殖だけでどれだけ増えるか試してみようと思っていました。

でもウィローモスの卵を見付けたら、つい、人為的に稚魚を育てたくもなり(苦笑)。全部は採らず、一部だけ別の飼育容器へと移すことにしました。

稚魚用の飼育容器には、グリーンウォーターを使います。

【メダカビオトープ】メダカの赤ちゃん用にグリーンウォーターを作る

現在、準備中なのですが、セットして1週間が経過した今も、水は緑になる様子がなく透明なまま・・・ そろそろグリーンになり始めてもらわないと、卵が孵化してきますので焦ってます。

ド透明。
内側の白い容器は100均で買ってきたもので、外側の青いのはホームセンターの頑丈な工具用です。

すでに10個くらいの卵が入っているのですが、孵化にグリーンウォーターが間に合っていない場合は、人工飼料をすり潰して与えます。

通常は2週間ほどで緑になるので、もう少しでしょうか。がんばれ、植物プランクトン!

【メダカビオトープ】水生植物が続々芽吹く。2019年4月のビオトープ

4月に入って気温が上がり、わが家のメダカビオトープも徐々に植物たちが葉を伸ばしています。

越冬したメダカたちはとても元気に泳ぎ回り、エサをたくさん食べ、メスのおなかには卵も。5月に入れば、本格的な繁殖の開始ですね~。

緑が増えた

4月に入ってからの一番の変化は、やはり緑が増えたことです。緑が増えてくると、生命力を感じる。情景として魅力的になってきますね。

こんな感じから・・・

このように(↑)。
手前側の水面に、デンジソウやトチカガミ、ヘラオモダカが葉を出してきたのが大きな変化です。
奥の土手エリアはそんなに変わっていません。

別角度から。
ナガバオモダカの小さな白い花が可憐です。
石についているのは、川から採取してきた苔。もうすっかりと活着しました。

土手エリア。
雑草たちが良い感じに芽を出し、伸びてます。放任すると、どこまでいきますか。

この大型睡蓮鉢ではメダカたちの採卵をせず、自然にどれくらい増えるか試してみる予定です。
去年、近所の田んぼからもらってきたセリ(?)が各所に伸びてきているので、もう少し増えてくれば、稚魚たちの隠れ場所になるかな?

メダカだけでなく、ヌマエビヒメタニシたちも活発に活動し始めました。

もう一つの睡蓮鉢

東側には、去年の晩秋に立ち上げた睡蓮鉢がひとつあり、パイロットフィッシュの任務を果たしてくれたメダカたちがそのまま暮らしています。

小さな四つ葉のクローバーのような葉が、デンジソウ。その隣の明るい緑のハート型がトチカガミ、大きくて濃いめの緑がヒツジクサ(だと思う)です。

奥の方ではナガバオモダカが白い花を咲かせ、水中ではコウホネの水中葉が大きくなってきてます。

繁殖力の強いナガバオモダカがどれだけ増えちゃうのか、ドキドキです(笑)。

【メダカビオトープ】水生植物の紹介:デンジソウ

わが家のメダカビオトープに植わっている、水生植物たちを紹介します。

デンジソウは、デンジソウ科デンジソウ属の多年草。
四つ葉のクローバーのような形を「田」の字に見立て、田字草と名付けられたそうです(wikipedia より)。

なんとこの草、シダ植物なんですね。おどろきです。
シダなので、胞子のうを付けて胞子を出すとか。

特徴

なんといっても、その葉の形。四つ葉のクローバーのような形をしています。とてもかわいらしいです。

シダ類ですが、胞子を利用することなく、地中に根を伸ばし繁殖することができます。そして水中に茎を伸ばし、葉を水面に出し、どんどんと範囲を拡大していく。
茎の節から伸ばした根を土に下ろしてもいます。
1~2株あれば、数ヶ月後には水面を覆っているくちです。

繁殖力が旺盛なので、田んぼに生えていると扱いは水田雑草。ただし除草剤に弱く、環境省の絶滅危惧II類に指定されています。自生しているデンジソウは、うちの市内にはありません。

水面を覆い尽くしてほしくない場合は、伸びてほしくないエリアの地中から茎が出ているのを見付けると、抜いています。

栽培難易度は低め。

水面を覆っていくので、メダカたちの隠れ家になり、夏は水温の上昇を抑えてくれるでしょう。

冬は枯れますが、春になると地下茎から再び葉を伸ばしていきます。下の写真は、4月中旬頃の様子。

まだまだ小さな葉。初夏の頃には、水面を覆っていることでしょう。左手前はヘラオモダカ。

感想

派手さはないですが、四つ葉のクローバーのような葉がかわいい。育てやすく、少量あればどんどんと増えていくので、おすすめの水生植物です。

【メダカビオトープ】4月、水温27℃、メダカの繁殖活動はじまる!

水温が25℃を上回ってくると、メダカたちの繁殖活動が活発になっていきます。
4月中旬にもなると、日中の水温はすでに25℃を余裕で超えてくる。屋外飼育のメスメダカたちは、おなかに卵を抱え始めているでしょう。

人の手を加えて繁殖させていく場合は、グリーンウォーターなどの準備を進めていきましょう。

産卵床を入れよう

うちの大型睡蓮鉢は家屋の南側に設置してあり、日中の日当たりがとても良いため、好天時は4月でも水温が27℃になります。

こうなってくると、もうメダカたちが産卵ををするには十分。複数のメスたちがおなかに卵をぶら下げて泳いでいます。

産卵床となる水草やグッズを浮かべておけば、卵を付けてくれるかもしれません。

自然繁殖に挑戦

僕は、この大型睡蓮鉢では人為的な採卵はせず、自然な形での繁殖に期待しています。
上手く行くかどうかは分かりませんが、ひとまずはそのままで放置して様子見です。

産卵床になればいいな、と考え、土手の水際は浅瀬にしてコケを植えてあります。

それがメダカたちに気に入ってもらえたのか、観察をしていると卵を抱えたメスたちがやって来ては、コケにお腹をこすりつけて卵を付けようとしているので、心の中でガッツポーズです^^

どこか良い場所はないかしら、と探して・・・

ぶるぶるぶる・・・とお腹をコケにこすりつけていました。水面にできた水紋が分かるでしょうか。

まだ、卵や稚魚を隠してくれる植物が少ないので、最初の頃に生まれる赤ちゃんメダカたちは成魚に食べられてしまうでしょう。

それでももっと水草が茂ってくれば、隠れ場所も増え、生き残っていく赤ちゃんメダカは増えていくと期待します。ガンバレ!

人為的に増やすなら、グリーンウォーター

人為的にメダカを増やしていく場合には、稚魚を育てる用の場所が必要になります。生育に適したグリーンウォーターを作っていきましょう。

【メダカビオトープ】水生植物の紹介:トチカガミ

わが家のメダカビオトープに植わっている、水生植物たちを紹介します。

トチカガミは、トチカガミ科トチカガミ属の多年草。
トチはスッポンの意味らしく、光沢のある丸い葉を鏡に見立てて名付けられたそうです(wikipedia より)。

特徴

スッポンかどうかは微妙ですが(^^)ハート型のようなかわいい形の葉をしています。浮葉の裏には盛り上がった部分があり、ここが浮き袋になって水面に浮かぶ仕組み。よく出来ていますよね。

水面に浮かび、水中茎を横に伸ばして広がっていきます。

爆発的、とまではいかないにせよ、よく増える植物です。気がつけば、いつのまにやら新しい葉と根が展開されている感じ。1~2株あれば、数ヶ月後には水面を覆っているんじゃないでしょうか。
栽培難易度は低め。

水面を覆っていくので、メダカたちの隠れ家になり、夏は水温の上昇を抑えてくれるでしょう。

夏頃(8~10月)に白い花をつけるそうですが、わが家ではまだ見かけていません。

晩秋になると、水中茎の先に殖芽という越冬用のパーツを形成します。これが水中に沈み、春を待つ。

春(4月頃)になるとそこから芽と根が出てきます。葉が育ってくると、水面に浮き上がってきています。

感想

ハート型の葉がかわいい。育てやすく、少量あればどんどんと増えていくので、おすすめの水生植物です。

【メダカビオトープ】いなくて分かった、タニシやヌマエビの働き

タニシやヌマエビのいない睡蓮鉢では、フンなどが水底に溜まって環境が悪化しやすい、という話をします。

いま、わが家では複数の飼育容器でメダカを飼育しています。

メインとなっているのは、家の南側にある大型睡蓮鉢。その近くにはトロ舟がひとつ。
そして東側の睡蓮鉢と、大型の水鉢です。この睡蓮鉢は昨年秋、水鉢は今年春に立ち上げました。

この記事の舞台となるのは、東側の睡蓮鉢です。

フンなどが水底に堆積

この睡蓮鉢は昨年の10月に立ち上げたのですが、秋ということで本格稼働はさせませんでした。

ナガバオモダカの子株とヒツジクサの根を植えた以外は、パイロットフィッシュになるメダカを3匹入れ、越冬させただけ(2匹が春を迎えました)。
スネールは数匹いるものの、タニシやヌマエビはまだ入れていません。

すると、水底にはメダカたちのフンと思われるものが蓄積していく。
下の写真では分かりにくいですが、赤玉土の上になにかが積もっています。

この現象は、タニシやヌマエビのいる大型睡蓮鉢では起こっていません。
彼らがせっせと掃除をしてくれているからです。

分かりますでしょうか。
赤玉土の粒がくっきりと見えます。タニシも写ってますね^^ 頑張ってくれてます。

いて掃除をしてくれているのが普通だったので、いない飼育容器で逆にその活躍ぶりが分かりました。

アオミドロの勢いにも差が

タニシやヌマエビのいる/いない睡蓮鉢では、アオミドロが増える勢いにも差が出ています。

「いる」ほうの睡蓮鉢ではアオミドロがあまり増えず、「いない」ほうではとても増える。まだ春なのに。

わが家における「いる」睡蓮鉢と「いない」睡蓮鉢の条件の差は以下のようなものです。

タニシとヌマエビが「いる」睡蓮鉢

  • 場所:建物の南側
  • 日光:午前から15時までたっぷり当たる
  • メダカのエサ:与えている

タニシとヌマエビが「いない」睡蓮鉢

  • 場所:建物の東側
  • 日光:午前のみ当たる
  • メダカのエサ:与えていない

日光がよく当たり(光合成)、かつメダカにエサを与えている(富栄養化しやすい)ことで、アオミドロが増える条件としては「いる」睡蓮鉢の方が良さそうなのですが、実際は逆。

「いる」ほうも勿論アオミドロは発生しているとはいえ、少量なので簡単に取り除けます。
「いない」ほうは結構増える速度が速く、除去に時間がかかっています。

ということで、タニシとヌマエビはメダカビオトープに是非ともいてほしい存在。みなさんも一緒に飼ってみてください。

ヌマエビは、もう少し暖かくなってきたら川に捕りに行こうと思います!

【メダカビオトープ】大型水鉢の穴を埋めてビオトープを立ち上げる:後編

穴の開いた水鉢を補修し、メダカ用のミニビオトープを作っていきます。

新しくメダカビオトープを立ち上げる際、重要になるのは水作りです。メダカは比較的丈夫な魚ですが、水道水を器に入れただけでは健康に暮らすには辛い。

メダカが元気に生きていくためには、フンや食べ残しから発生するアンモニア(毒性高い)を分解するバクテリアが必要なのです。

メダカをすぐに死なせてしまう人は、この水ができてないことが多い。水を濾過してくれるバクテリアが住みやすい環境を、まずは用意していきます。

凹凸のある赤玉土

準備するのは、赤玉土です。

赤玉土を使う理由は、凹凸があるのでバクテリアの住み家になりやすいこと。
飼育容器内で濾過のサイクルができることで、水換えが不要のメンテナンスしやすい環境となります。

赤玉土は1年ほどで粒がなくなるともいわれていますが、うちの睡蓮鉢では1年経ってもまだまだ粒々しています。
そもそも立ち上げ後は土を触ることがないので、粒がつぶれる場面が考えにくいです。

粒の大きさは、水草が植えやすいのは小粒です。中粒だと根が押さえにくく、浮き上がってきてしまいます。

赤玉土をたっぷり入れる

まず、飼育容器に赤玉土を入れていきます。

いずれ訪れる冬越しのために、水深が10cm以上になる箇所を作りたいので、容器の7~8割まで土を入れていきます。
この大型水鉢はおよそ60リットルくらいだと思うので、50リットルの土を使うとして、14リットルの赤玉土を3袋半といったところです。

土を厚く敷くと、そこで腐敗が進んでメタンガスなどが発生する説、これって本当でしょうか。とりあえずは気にせず、どんと厚く敷きます。
赤玉土の熱湯消毒も不要だと思う。というか、多すぎて無理。洗うこともしない。排水溝が詰まります。

良いところまで土を入れたら、水を張っていきます。
土を掘りかえさないように、木の板とかボウルとかで水を受けるといいです。今回は植木鉢の下に置くお皿を使いました。

水が入ったら、今日できることは終わり。土が舞い上がって茶色くなっている水も、数時間すれば粒子が沈んで澄んできます。

写真では、水面に壁が写っているので茶色く見えますが、実際はそうでもなかったです。

翌日朝の様子です。
土の粒子が沈み、とても澄み渡りました。

バクテリアの増加を待つ

そしてこのまま、最低でも1週間は待ちます。できれば2週間。さらに頑張って1ヶ月
早くメダカを入れたいけれども、フンや食べ残しから発生し毒となるアンモニアを分解するバクテリア、これが育ってくるまでは、メダカを死なせてしまう危険性が高いです。
たとえ澄んでいても、魚たちには過酷な水。
じっと我慢です。

バクテリアの増加を助け、メダカ導入を少し早めてくれるパイロットフィッシュという存在もあります。
おすすめはこのパイロットフィッシュを1週間ほどしたら入れてみることかな。

【メダカビオトープ】立ち上げ時に活躍するパイロットフィッシュという存在

既成のメダカビオトープから土や植物を少し移植することでも、バクテリアの増殖に役立つでしょう。

パイロットフィッシュを入れ、エサを与え、バクテリアが増えるまでの期間は水の毒性が高まる危険性があるので、数日に1度、1/3ほどの水を入れ換えます。水換えをするのは基本このときくらいです。

こうして1ヶ月ほどが経過すれば、濾過バクテリアが定着したメダカに優しい環境ができていることでしょう。

この水鉢は建物の東側に設置してあるので、夏場も午前中しか日光が当たりません。上にはモミジの枝が張っているので、水温上昇を抑えられ、メダカたちは過ごしやすいんじゃないかな。
どんな水草を植えていこうか。楽しみです。

【メダカビオトープ】立ち上げ時に活躍するパイロットフィッシュという存在

メダカビオトープや水槽など、魚を飼育する容器を立ち上げる時に重要になるのが“パイロットフィッシュ”です。

パイロット(水先案内人)フィッシュって何か?
ここではその役割を見てみましょう。

濾過バクテリアを増やし、飼育に適した水にする役割

パイロットフィッシュという名前の魚がいるわけでなく、新しく立ち上げた水槽などにバクテリア(微生物)を増やし、魚の住みやすい環境へと導く魚をそのように呼びます。

バクテリアを増やす魚とはどういうことか。

立ち上げたばかりの水にはまだ濾過バクテリアが住んでおらず、魚の飼育には適さない水です。

バクテリアはメダカなどが出すフンやエサの食べ残しから発生する猛毒のアンモニアを(比較的)無害な物質に変える働きをしてくれる。

なのでバクテリアが十分増える前にたくさんの魚を入れてしまうと、危険なアンモニアが水中に満ち、魚が大量死する結果を招いてしまいます。

そこでまず飼育容器に数匹のパイロットフィッシュを入れ、濾過バクテリアの繁殖を促すわけです。

  • 立ち上げたばかりの飼育水には、濾過バクテリアがいない
  • バクテリアのいない水にいきなり魚を多く入れると、有害物質が溜まり、急激に水質が悪化して死んでしまう
  • まずパイロットフィッシュを入れ、水をきれいにするバクテリアの繁殖を促す

パイロットフィッシュで何故バクテリアが増えるのか

バクテリアは空気中を漂っていたりして、水槽に水を入れていると自然に発生します。
そしてバクテリアと一言でいっても、彼らにはいくつかの種類があります。

  • 強毒性のアンモニアを『亜硝酸』という毒性のいくぶん弱い物質へと変えてくれるもの
  • 亜硝酸を『硝酸塩』というもっと毒性の弱い物質に変えてくれるもの

複数のバクテリアが関係し合い、水質の悪化を防ぐわけです。生物濾過については、よければこちらも参考にしてください。

【メダカビオトープ】メダカが元気で暮らせる水を準備する

ポイントは、アンモニアを分解するバクテリアが増えるためには、まずアンモニアが必要になることです。
その後、発生した亜硝酸を食料にして、亜硝酸を硝酸鉛に分解するバクテリアが増えます。

でも濾過バクテリアは少しずつしか増えていかないので、いきなり魚をたくさん入れると危険。アンモニアや亜硝酸を分解しきれず、水質が悪化してしまいます。

(メダカなどをもらったので水槽を用意したけれど、ばたばたと連続して死なせるのはこういう理由)

そこでまずバクテリアのエサとなるアンモニアを発生させるパイロットフィッシュを少数だけ飼い、魚が暮らしやすい環境になるよう促していくわけです。

アンモニアが出ればいいのなら、魚のいない水にエサを少量投入することでも発生源になりますが・・・ 量などの案配が難しそう。生体を入れる方がスムーズに移行できると思います。

“パイロット”の条件

バクテリアの少ない、タフな環境でパイロットフィッシュが生きていることで、その水が危険な状態にはないことの指標にもなります。

なのでパイロットフィッシュには「丈夫であること」と「安価であること」が求められ、どうせメダカを飼うのだから、丈夫で安価なメダカにパイロットフィッシュになってもらって適した水を作ろう!という考え方です。

飼育容器の大きさにもよりますが、自分の場合は3匹くらいで様子を見ていきます。

大型の睡蓮鉢を立ち上げた際は、水量が100リットルと多かったので、いきなり10匹ほど入れましたが全員無事でした。

チャームの大型睡蓮鉢 凜 でビオトープを立ち上げる

パイロット「フィッシュ」といっても魚である必要はなく、アンモニアを発生させる生体ならOK。
ヌマエビやタニシがたくさんいる場合は、彼らにまず乗り込んでもらうのも良いでしょう。