【メダカビオトープ】メダカの繁殖について。稚魚を育てるのは注意が必要

ビオトープ

メダカの繁殖をする場合、卵を採るところまではそう苦労せずに行うことができます。

【メダカビオトープ】メダカの繁殖について。卵を採るのは難しくない
メダカを飼育していると、やってみたくなるのが繁殖です。メダカは初夏になると何度も卵を産むので、採卵は難しくない。ここでは卵を採るまでを記しています。

僕が失敗したと思ったのは、産まれた稚魚をあまり大人メダカに育てられなかったことです。メダカは丈夫で飼いやすい魚とはいえ、稚魚はまだ弱いのでたくさん死なせてしまった…

メダカの稚魚の生存率を上げるには、注意が必要になります。

稚魚を育てる容器

メスが卵を産み始めたら、稚魚用の容器を準備します。同じ容器のままだと、親メダカが卵や稚魚を食べてしまうからです。

別に用意する容器は、なんでもいいです。
プラスティックケース、発泡スチロール、バケツ、米びつ、トロ舟、睡蓮鉢 etc.
できれば、表面積が広くて、あまり深くないもの
その方が水中に酸素が多く溶け込みます。

ただし飼育難易度においては、小さいよりも大きな容器のほうが、水質の変化が少なく密集ストレスも軽減されることで育てやすくなります。

卵の孵化には光が大切なので、太陽光が当たる場所が良いでしょう。稚魚の成長スピードも、日光があるほうが早くなります。
ただし夏の直射日光は水温が上がりすぎるので避けたいところ。水温が30℃以上になると、卵は孵らないそうです。

卵から孵化するまでの時間は、水温と関係があります。一般的によく言われているのが、25℃だと10日で孵化するというもの。

そう気にせずとも、卵は待っていれば自然に孵っていきます。孵化まではそう難しくありません

「針子」の餌問題

難しくなるのは、生まれて間もないメダカを死なせずに育てていくこと。赤ちゃんはまだ体力がないので、ちょっとした環境の変化にも弱いからです。

生まれたてのメダカの稚魚は「針子」と呼ばれます。
体長1mmにも満たず、本当に小さくてかわいい。

生まれたばかりの針子は、おなかに栄養の詰まった袋がついていて、まずはこの栄養を頼りに最初の2-3日を生きていきます。
この間の針子は餌を食べません
水温の変化などに注意しながら、見守る時です。

問題は生後3日目以降、この栄養袋を使い切ってから。

生きていくためには餌を食べなければなりませんが、なにせ針子は小さいので、口も小さい。食べられるものが限られてしまいます
ここで針子が食べられるものを与えられるかどうかが、まさに飼育の生命線です。

ベビー用飼料

人工飼料を与える場合、成魚用は大きすぎるので、そのままでは食べられません。食べようと突っついてはいますが、口に入らない餌にメダカは固執しない。さっと別のを探しに行き、残った餌は沈んで有害化します。

針子が食べられるようにするには細かくすり潰す必要がある。すり鉢、もしくは指を使って粉末にしましょう

稚魚用として売られている餌も、針子にはまだ大きいかな、と思います。
下の写真では、右の赤っぽいのがベビー用として売られている餌、左の茶色いのが成魚用を指で軽くすり潰したものです。
指で潰した方が、より細かい粉末になってます。針子の時期は、ベビー用でもさらに潰すのがいいです。

また、餌を与えすぎてしまうと、底に沈んで水質を悪化させ、稚魚の死亡要因になるので要注意。沈まないタイプの餌を、少しずつ与えましょう。

グリーンウォーターで育てる

メダカを飼育するのに向いている水、それが「グリーンウォーター」です。

なんのことはない、植物プランクトンが大量に発生したことで緑になっている水のことですが、植物プランクトンを食べるメダカの稚魚(特に針子)にとってはとてもよい環境になります。

食べ物だらけの水の中で暮らしているのですから、人工飼料を食べられないサイズの針子でも大丈夫なんです。

人工飼料のように、食べ残しが出て水質を悪化させることもありません。

【メダカビオトープ】メダカの赤ちゃん用にグリーンウォーターを作る
針子と呼ばれる、生まれたての稚魚はとても小さいので、成魚用のエサは小さくすりつぶさないと食べることができない。針子の生存率を上げるためのポイントがグリーンウォーターです。

実際、このグリーンウォーターで飼育してみたところ、針子たちは特に餌を与えずとも元気そうに育っていきました。

どうも稚魚が育たないな、という場合はグリーンウォーターを取り入れてみると成功するかもしれません。

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